過去の遺産 救済への第三歩

ベータのテープという過去の遺産を救済するための準備を着々と進めている最中である。

今朝は、隣町のPCショップのチラシに「DVD-R10枚セット 1280円」と書かれていたので、往復1時間も掛けて買出しに行ってきた。5枚で1500~1700円が相場だから10枚で1280円の激安品には少々不安はあるが、上手くいけば儲けものということで5箱確保。不安な点といえば誰もそれを買おうとはしていなかった事。大丈夫なのだろうか。

DVD -RAMにはPCデータ用とDVDレコーダー用の2種類が販売されている。前者は「4.7GB」後者は「2時間録画」と書かれているわけだが、モノとしては同じであるハズなのにPCデータ用はなぜか販売価格が高い。ほんと不思議です。以前から「2時間録画」を買ってPCで使えるのか試してみたかったのだが、ムダな買い物になってしまう可能性もある。格安DVD-Rと同一メーカーのDVD-RAM(2時間録画)があり、これも格安だったのでダメ元で購入してみた。

帰宅後、さっそく格安DVD-RAMをPCにセットするが、当然の如く認識しません。まぁ、これは予定通りの結果です。なぜ「使えるかも」と思ったのか。そこには過去の経験に基づく勘が働いたのである。PanasonicのDVD-RAMドライブには「物理フォーマット」をしてくれるツールがある。早い話、DVDレコーダー用のフォーマットを無理矢理にPCデータ用のフォーマットに書き換えてしまえば使えるようになるのでは思ったのである。フォーマットの違いは「物理フォーマット」でなんとかなるという過去の経験である。

さっそく「物理フォーマット」を開始すると正常にメディアを認識して、チンタラチンタラとフォーマットを開始した。所要時間は1時間30分以上!。

無事、フォーマットが完了して、ファイルを1GB程度コピーしてみたが、まったく問題なく使えた。

さて、発注したPCのパーツがいつ届くのか、そして修理に出したベータのデッキはいつ戻ってくるのか分からないが、準備だけは進めなければ。

キャプチャーをどのPCでやるのかであるが、先日購入したノートPCを使うことにした。このノートPCは娘のPCが壊れたために急きょ購入したものであるが、購入した翌日になぜか壊れたハズの娘のPCが再起してしまい、新旧2台のノートPCをめぐり家庭内でゴタゴタしたのである。ゴタゴタの経緯を書くとそれだけでも1000文字を楽に越えてしまうので省略する。

ゴダコタを納める案として旧ノートPCをWindowsXPにアップグレードすることになったので、ショップを2軒ほど周ってみたがなぜか「WindowsXP Home」のアップグレード版が売っていません。「今更そんなものは売れないから」が理由なのだろうか。仕方なく、ネット通販で注文。

「WindowsXP Home」のアップグレード版というやつは、Windows98またはWindowsMeからのアップグレードになりますので、旧ノートPCをWindows2000からWindows98に戻す必要があり、これまた手間が掛かった。

さてさて、救済計画への道のりは果てしなく遠いようです。



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