2005年度春のドラマがいよいよ佳境に

春のドラマ、それぞれエンディングに向かい佳境に入っています。

「エンジン」、「anego」、「アタックNo.1」を観てきましたが、やはりというか当然というか「エンジン」だけが“当たり”でした。

「エンジン」
児童養護施設を守る為、一大決心をした神崎次郎。子供たちの夢、自分の夢を背負ってラストチャンスに賭ける。次週最大の山場を迎えるが、1クールで終わらせるにはチト詰め込みすぎた構成だったような気がする。

「anego」
ここまでは、のらりくらりとじれったくなるような展開だったが、ここにきて急展開。ラストへ向け怒涛のラストスパートかと期待するが、全般的にもう少しテンポ良く進めた方が良い作品になっていたと思う。内容的に1クール持たせるだけのボリュームが無い様な気がしないでもないが…。

「アタックNo.1」
親友対決をラストに持ってくると予想したが大ハズレ。なんとバレーボールドラマの目玉であるハズの「インターハイ」があっさり終わってしまった。そして親友ともなんとなく仲直りか?。この先は再び選抜チームの話題に戻るのだが、先は全く読めず。
どうも構成上のバランスが全体的に悪いと思う。あれもこれもと詰め込みすぎて全てが中途半端。最後に再び先発チームを舞台に何かしようとするのなら、つまらない恋愛物語部分を全てカットすべき。

3作品以外では「曲がり角の彼女」が結構面白いです。題材が似ているだけに「anego」との比較になってしまいますが、娯楽ドラマとしては「曲がり角の彼女」が一歩リードしている印象を受けます。“一人の女性の生き様”のようなテーマに関しては「anego」の方が良いと思うのですが、やはり「娯楽ドラマ」に関してはフジテレビが常に一歩も二歩もリードしているように感じます。もっと頑張れ日テレさん。



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