頭文字D Fourth Stage VOL.10

プロジェクトDの遠征もいよいよ茨城ステージに突入。待ち受ける相手は「峠の神様」と呼ばれる中年オヤジ2名。

頭文字[イニシャル]D Fourth Stage VOL.10

原作との違いはバトルの順番が逆になっているところ。

これは「VOL.11」に収録するエピソードの都合でしょう。

もし原作通りの順番では「VOL.11」が「FD(啓介) vs R34(星野好造)」だけになってしまい、メリハリに欠けてしまうから。(原作の31巻みたいに)

順番を逆にしたことで拓海vs城島俊也の決着シーンへの伏線を張ることができている。城島の「暑さが応える年になった」の一言が結末を暗示している?

「VOL.10」ですが、全般的にムダが全く無い上にテンポ良く進みます。

「さて、ここからが!!」というところでACT.20終了。うーん早く続きを見せてくれ。

「VOL.11」のACT.21でR34との決着。そしてACT.22で拓海vs城島も終了? それともACT.23までひっぱる?

「Fourth Stage」はACT.24で完了みたいですので、“続きはまた今度”で“おあずけ”状態ですか。

たぶん2年間あれば原作が完結するのではと「Fourth Stage」の制作を始めたのに、原作はダラダラとバトルシーンばかり描いて2年間掛けてようやく茨城ステージ(それも1つ)完了。なんじゃこりゃ。そろそろネタ切れですかね。偽者騒動やってるようじゃ…

この調子では「○○○○ステージ」のようなシリーズをやっていくのは難しそうだから、2年に一度「頭文字D祭り」の名目で原作が進んだところまでのエピソードを適当にアレンジして劇場版制作、そしてDVD発売というのはどうでしょうか。

お祭りですから原作を忠実にトレースする必要はないわけで、劇場版独自の峠バトルでも良いと思う。

番外編でぜひとも「富士山五合目(静岡県側)からのダウンヒル」をやってもらいたい。あれは気持ちが良いですよ。

ACT.19 ゴッドフットとゴッドアーム あらすじ
プロジェクトDの次の対戦相手は茨城のパープルシャドウ。
そこには「峠の神様」と呼ばれる2人の男がいる。
F20Cを駆り、ゴッドハンド--神の手と呼ばれるハンドリングの達人・城島俊也。
R34を駆り、ゴッドフット--神の足と呼ばれるアクセルワークの使い手・星野好造。
ヒルクライムは星野と啓介が対戦だが星野から上りと下りの複合ステージ、ダウンヒルよりも先にバトルとの提案があり啓介はそれを受ける。
実はこれはプロジェクトDにとって有利な条件でさりげなくフェアな条件を提示していたのだ。
プラクティスが終わると涼介は拓海と啓介に麓の民宿に泊まるよう指示。
翌日のバトルに備えて疲れを残さないようにするためだ。
それだけ厳しいバトルになることを予想していた。

ACT.20 超絶GT-R! あらすじ
啓介のFD、R34の星野のバトル直前。涼介は啓介に作戦を指示。
「ターニングポイントまでに相手に与えてもいいマージンのリミットは7秒前後」
R34とFDのバトルスタート!
大きい車体ながらも俊敏な動きで先行するR34。
それにくらいついていくFD。
ぶつぶつと独り言を言いながら運転している星野。
誰よりも熱くなる星野が常に冷静さと客観性を失わないために考え付いたやり方だ。
その星野が黙り込んでしまうような状況になれば歯止めの効かない走りになるということだ。
バトル前、涼介は啓介にアドバイスを与えていた。
前半のヒルクライムはタイヤに負担をかけずに温存して後半のダウンヒルで勝負するというものだ。
そしてターニングポイントまでに相手に与えてもいいマージンのリミットは7秒前後。
じりじりと離され、相手の車が見えなくなったFD。
独走状態のR34。
そしてターニングポイント。
2台のタイム差は!?
そして2人の渾身のダウンヒルアタックが始まる!



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