超マニアックな本「アニ鉄!」

聖地巡礼ネタの書籍を探していた時に「これは!?」と妙な直感がした書籍を見つけたので衝動買い。ただし、“ハズレ”の可能性があったため、Amazon配送センターから発送されるものの中から「中古品 – 非常に良い」を選んでポチッ。

アニ鉄! (NEKO MOOK 1975)
アニ鉄! アニメと鉄道のステキな関係(NEKO MOOK 1975) 中古で800円

アニメ&鉄道フリーク待望のコラボ企画実現! あの場面が誌面によみがえる!!
アニメ作品の「舞台」のモチーフとなった実際の場所を訪れ、作品の中の風景を追体験する、という新たなアニメの楽しみ方「舞台探訪」。
近年盛んになっている「舞台探訪」のできるアニメの中でも、とくにストーリーや 舞台に鉄道が多く登場するものを選び、それぞれの作品の鉄道描写の見どころや、作品に登場する印象的なシーンの参考になった実景などを紹介。
鉄道好きの方には、「アニメでここまで描かれているのか! 」という驚きを、アニメ好きの方には 「さりげなく描いてある電車は、こういうものなのか!」という新たな発見をしていただけることでしょう。

書籍のタイトルがストレートすぎるのですが、まさにそのまんまの内容の書籍です。

アニ鉄! (NEKO MOOK 1975)
鉄道オタク向けの書籍ではなく、アニメ作品の舞台を訪問する「聖地巡礼」を楽しんでいるファン向けに、訪問先を鉄道に関することに限定した超ニッチな内容になっています。

聖地巡礼ネタとしては「駅」が主題になるのですが、それだけでは書籍にはならないため、「ラッピング列車」の紹介に力が入っています。作品が好きで好きでたまらないという人は、作中に描かれる風景を現地で実際に見て感動を覚えるかもしれませんが、ライトなファンならばキャラクターモノを見つけるだけでワクワクするかもしれません。

アニ鉄! (NEKO MOOK 1975)
列車だけでなく、バスや航空機にも「ラッピング」がされる時代ですが、書籍のタイトルを「アニ鉄!」にしたためか、鉄道に限定しています。単なるラッピング列車の紹介ならネットで探せばいくらでも出てきますが、この書籍が一歩踏み込んでいる点は「ラッピング作業」を具体的に記事にしていることです。アニメ作品のラッピング列車は、金をつぎ込んで作り上げるというわけではなく、裏方さんたちの労力による賜物のようです。その作業の苦労を考えると、少しでも長い期間走らせたいとなるわけですね。

ラッピング列車の存在を知り、各鉄道会社で運行状況を確認して、グーグルマップで撮影場所をイメージして列車の通過を待ち構える。という流れで楽しめるかと。



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