「Be a driver.」私の車も注文しました

6月中旬から嫁さんの車の買い替え候補をあれこれ検討しつつ、私の車をどうしようか悩む日々でした。

嫁さんの車の最有力候補「ベリーサ」の生産中止が確定したことで、ディーラー側も「これが最後」というスタンスで連絡をしてきたのですが、トヨタ系のディーラーとは違うというか、その販売店の方針なのかそれともセールスの性格なのか、ゴリ押しするもなく、催促するでもなく、「いちおう連絡しましたよ」程度の営業活動。

嫁さんの車を何にするのかあれこれ考えていたのは私だけで、嫁さんは最初から「ベリーサ」一択だったため、注文するタイミングだけが問題だった模様。よって、電話連絡を貰った週末にディーラーに出向いて契約したわけです。これがトヨタ系だとセールスが「今から伺ってもよろしいですか」という状況になります。このマツダの販売店の淡白さを嫁さんが大いに気に入っているらしい。販売店で展示車両をあれこれいじくりまわしても完全放置ですから、納得するまで車を観察することができます。店先に置いてある試乗車は数台ですが、少し離れた駐車場に大量の試乗車を置いてあるらしく、気になる車の試乗を申し出れば用意してもらえます。この点もトヨタ系とは違います。

で、嫁さんの車を注文してからの1週間を私の車をどうするのか決断するタイムリミットとしました。いつまでもあれこれ考えていても仕方ありません。そもそも「これだ!!」と思える車が存在しないわけですから答えが見つかるわけがありません。これは、アルテッツァに乗っている人に当てはまるようです。

ダウンサイジング

年を取ってくると「小さい車で良い」と思えてきます。見栄でデカイ車を乗ってもムダ。「4人が快適に乗車」である必要もない。前席の2人が快適であり、リアシートを倒せば、荷物をそれなりに運搬できる。狭い道でも困らない小回りが利く大きさが良い。

面白いと感じる車

単なる移動手段とは考えていないため、運転して「面白いな」と感じることができる車が良い。でも「楽しい」とはちょっと違う。

安っぽい車は嫌

いかにも安い車を買いましたという雰囲気は嫌です。

ということで、あれこれ検討して、試乗もしてきました。しかしながら、予想通り「答え」は見つかっていません。開き直って「ザ・ビートル」という選択肢もありますが、メンテナンス費用のことを考えると頭が痛いです。実用性も含めると「Polo BlueGT」がベストの選択ですが、外車の場合はノーメンテで10年以上も乗り続けることは不可能です。点検の度にあれこれ部品を交換させられては維持費が掛かりすぎます。

アルテッツァを乗り続けて「もう限界」というところまでいった人の選択肢は「86」と「オーリス」が定番です。車格という点と販売店との付き合いから「仕方なくそのどちらか」になるようです。年齢的に「86」はムリですので、私も「オーリス」を候補にしていましたが、決定打がありません。

嫁さんの車を注文した時に、「アクセラスポーツ20S」を試乗しました。これには正直言って「楽しい」と思いました。足回りがとにかく素晴らしい。他メーカーと違って、ATのMモードの時のシフトアップとシフトダウンが人間工学的に合っているのが素晴らしい。一度も間違えずに操作できました。オーリス150を試乗した時に頭が混乱して、途中でMモードを使うのをやめたことと正反対です。MTからの移行ならマツダ方式がベストです。そもそもレーシングカーがマツダ方式と同じですから、それが正解です。

テンションアップしたまま、勢いで契約してしまうところでしたが、あと一押しが無かったため、1週間の保留。アルテッツァの下取り価格が予想より遥かに高額で、さらに値引き額もだいたい希望していたところまで頑張ってくれましたが、ダメ元の「ここまで切ってくれたら今日契約します」という壁の突破はならず。もともと予算はあるようでないようなものですので、あと2万円はどうでも良く、心の中に保留するための理由を探していたのかもしれません。あそこで「分かりました」とセールスが言っていたら契約していました。

とりあえず、保留できたため、アルテッツァを購入したディーラーのセールスに「オーリス120T」の試乗を依頼。トヨタ系の場合は、たまたま置いてあれば試乗できるパターンですから、売れ筋ではない車種やグレードの場合は「気になるから試乗したい」と申し出てもできないことが多いです。※最後までオーリス180Sは試乗できませんでした。

7月17日の夕方、ネッツ店に立ち寄り、アルテッツァを査定をしてもらい、「アクセラスポーツ20S」と同等の装備になるくらいの内容で「オーリス120T」の見積もりを依頼。実際のところ、見積もりを作ってもらわなくても勝負にならないことは分かっていました。「オーリス120T」の値付けがおかしいのです。仮にアルテッツァの下取りが同額にしてもらって、車両本体から20万円引き、オプションを20%オフにしても、約13万円高いです。現実には下取り、車両本体+オプションの値引きともに話にならないレベルです。

120Tのエンジンが高額というわけではなく、180Sと細かいところまで比べてみると、減税分まで考慮すると、エンジン単体での価格差はありません。よって、オーリスの120Tと180Sは13~15万円ほど割高なのです。ちなみに150Xなら妥当な価格設定になっています。

7月18日の夕方、「想い出作りになるかもしれない」という前提で120Tの試乗をさせてもらいました。分かりにくい表現をすると「普通レベルが高い車」です。全てにおいて上質。何も問題がない。オプションをそれほど付けなくても300万円超になるがそれも仕方ない車。だからといって「欲しい」と思えるわけではありません。

豪華装備が全く無かったアルテッツァですら総額で300万円したので、長く乗るのなら300万円くらい大したことでないと考えています。オーリス120Tがバーゲンプライスなら「私も年も年だしこういう車もいいかな」と妥協して買う可能性は十分にありますが、面白いわけでもなく楽しいわけでもない“優等生”な車に300万円は出せないなと思うわけです。たしかにオーリス120Tは良い車です。300万円の価値はあると思います。でも私が欲しい車ではありません。ワクワク感が無いのです。

ということで、「アクセラスポーツ20S」の最上位グレードにオプションを大量につけようかと考えたわけですが、実は「一押しが無かった」というのは値引き額ではなく、車そのものです。「楽しい」はありましたが、そこに「面白い」があったのか。試乗した中で「これ面白いなぁ」と感じた車は「新型 コペン」だけでした。世間では不評だったアルテッツァに長く乗ってきた理由は「面白さ」があったからです。アルテッツァを買った場合、すぐに手放した人と壊れるまで乗った人に極端に分かれた車かもしれません。「アルテッツアは面白い」と感じた人は「いつまで待っても面白い車が出てこないので買い替えができない」と嘆いていることでしょう。そういう話をオーリス120Tを試乗しながらセールスにすると、「アルテッツァのお客さんは皆さん同じことをおっしゃっています」とのこと。

はっきり言ってトヨタには“面白い”車がありません。真面目な優等生ばかり。

だったらコペンだろうか。それはありません。1年で飽きる可能性100%です。「面白い」だけで長く乗ることはできないからです。

やはり「アクセラスポーツ20S」だろうかとなるわけですが、ちょっと引っかかったのが中回転域でのトルクを重視して、高回転域の気持ち良さが欠けているエンジンのように感じたことです。グワッと来た後にグォーンといっきにレッドゾーンまで吹き上がる感覚がありません。トルク感がある3000~4000rpmでコーナーをすいすいと回っていると楽しいとは感じるのですが、「走りが優秀」という印象があって、面白みに欠けます。

ふと、ディーゼルエンジンってどうなんだろうと。。。

SKYACTIV-D 1.5

ただ、デミオのクラスでは足回りに期待できません。エンジンが面白そうでも足回りがヘナヘナでは困ります。ところが新型デミオは足回りもそこそこ良いらしい。でもなぁ。

調べてみると、マツダ車のカスタマイズパーツメーカーのAutoExeが、新型デミオのパーツを用意していることが分かりました。

走りとスタイルを「感性チューニング」。“The Driver’s Demio” DJ-05。

・スポーツダンパー
・スポーツスタビライザー
・ストラットタワーバー
・フロアクロスバー
・メンバーブレースセット

これらを使ってボディ剛性と足回りを改善すれば「デミオRS」に仕上げることができます。問題はマツダの販売店で対応してもらえるのか。

ということで、販売店に出向いて、AutoExeのパーツの扱いができるのか確認したところ、問題なしとのこと。

ならば「デミオ XD Touring L Package」を試乗です。

走り始めてすぐに「おっ」とトルクがあることがわかります。出足はアクセラスポーツ20Sと大して変わらないような。通常の試乗コースから外れ、楽しめるコースに突入すると「これは!!」とすぐに気が付きます。もう、「楽しい&面白い」の連発です。足回りは後からなんとかなることが分かっているので、挙動を乱したり跳ねたりしても気にしません。面白過ぎて「ディーゼル」のイメージが吹っ飛びます。「軽い車体+ディーゼルエンジン」という今までにない発想に感心するばかり。ちなみに、アルテッツァに乗ってきただけに“うるさい”は全く気になりません。

このデミオのワクワク感こそ「これだ!!」という車に出会えた瞬間です。セールスに「お客さんがデミオに試乗したら『これ買います』って言うでしょ」と聞いてみると、「ほとんどの方がそうおっしゃりますね」とのこと。コンパクトカーを探している人に、いかにデミオのディーゼルに試乗してもらうのか、そこが課題かもしれませんね。デミオのディーゼルを試乗したらハイブリッド車など乗る気になりませんよ。

ということで、勝負です。カスタム費用に40万円くらい掛けるつもりですので、少しでもイニシャルコストを抑えたい。

車両本体価格 1998000円
税・諸費用 他 132034円
パックDEメンテ 83400円
コーティング 54515円
付属品(オプション品) 327585円
・MAZDASPEED フロントアンダースカート
・MAZDASPEED リアルーフスポイラー
・MAZDASPEED サイドアンダースカート
・アルミペダルセット(AT用)
・フロアマット(デラックス)
・ナビゲーション SDカードPLUS
・バックモニター
・スマートインETC&工賃
・パーキングセンサー(6センサー)
・紫外線カットフィルム(スモーク)

噂通り値引き額は渋いです。「オプションの値引きは?」と確認すると、「基本的にはゼロ円です」。「あれ?ベリーサとアクセラスポーツの時は」と確認すると、どうやらあれはメーカー側が用意したキャンペーンだった模様。今のところデミオにはありません。

なんとかなりませんか。ということで交渉するわけですが、店長決済まで持っていってもらって「これが限界です」という総額を見ても「むぅ」。。。今日のところは保留します。※この後にネッツ店で最終交渉の予定(アルテッツァを15万円で下取ると連絡あり)

すでに時刻は午後2時を過ぎていたため、とりあえず近くで食事を。。。頭の中はデミオの事ばかり。「どうせ答えは見つからないのだから決着をつけるしかない」ということで、再び販売店へ。いちおう「実車のカラーを見たい」という理由で。セールスさんは接客中だったため、店長さんにカラーの説明を受ける。想像通り「ブルーリフレックスマイカ」には高級感がある。もうひとつ気になっていた「メテオグレーマイカ」は昼間はシルバー、日暮れ近くなるとブラックに見えるらしい。

ここからは店長さんに対応していただき、「お客様がお帰りになられたあと○○と話し合い。。。」ということで、新しい見積書が提示される。

なんと、「なんとかなりませんか」という数値になっています。ありがとうございます。ということで、めでたく契約です。ここにきて「アルテッツァ」のいう名迷車が役に立ってくれるとはありがたいことです。

たぶん「1週間前にベリーサを注文した」が効いていると思います。「オプションもりもり&2台買うから」は最大の武器になります。

最終的にいくらになったのかは、しばらく公開できません。ただ言えることは、それなりに値段がつく下取り車がなければ、かなり高額になってしまいます。


デミオ XD Touring L Package ブルーリフレックスマイカ


豪華な内装


MAZDASPEEDのエアロパーツ

最初はノーマル状態で様子見して、半年後にフロントグリルとセンター出しマフラー、1年後にスポーツダンパーとスポーツスタビライザー、2年後にストラットタワーバーとフロアクロスバーとメンバーブレースセットを装着予定。ということでデミオRSが完成するのは2年後となります。




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