ローラー環境のためにHDMI分配器を使ってみる


ホームシアターを導入する前の“くつろぎ”部屋のレイアウトの時は、撮り溜めた映像コレクションを観ながら出勤前の1時間とか、休日の2時間はグルグルと固定ローラーを回していました。溜めこんだコレクションと脂肪を同時に消化できる一石二鳥だったわけですが…


ホームシアターを導入したことで、自転車を置く場所が皆無になり、必然的に「映画を観ながら固定ローラー」ができなくなりました。


仕方なく、ポータブルDVDプレイヤーを置いてみましたが、消化できない映像コレクションというのは、CATVで録画した大量のアニメ作品であるため、ブルーレイの再生環境が必要なのです。しかし、固定ローラーのためだけに小型テレビとブルーレイプレイヤーを買うというのもムダに思えます。

すでにあるもの+αで何とかしたいものです。


ブルーレイのプレイヤーにPCの古いモニターを接続すると、このように縦長になってしまうため、映し出すテレビに合わせて設定を変える必要があります。(※古いモニターにはHDMI入力がないため、VGA変換アダプタを使っています)


SONYのBDP-S6700の場合は、設定メニューを開くとすぐに「テレビタイプ」の欄があることに気が付きます。ここを「4:3」にすれば…


古いモニターでも正常に表示されるようになります。


PioneerのBDP-3130の場合は、ホームメニューを表示させても「4:3」に変更する項目が見つからず、一通りチェックしてギブアップ。改めて説明書を眺めてみるとどこかにあることになっています。


ホームメニューを開いた直後に右ボタンを押すと表示設定メニューが現れました。メニュー画面の一番上のアイコンが単なるデザインに見えるため分かりづらいです。テレビの縦横比は「4:3レターボックス」を選択。


「480p」してしまうと妙に解像度が足りなくなってしまうため、解像度は「自動」を選択。


まともに表示されました。


さて、本来やりたかったことに取り組みます。用意したものはHDMI分配器、5mのHDMIケーブル、0.9mのHDMIケーブル、HDMIジョイント。

ブルーレイのプレイヤー(PioneerのBDP-3130)と地デジチューナーをHDMIセレクターに繋ぐ。
HDMIセレクターとHDMI分配器を繋ぐ。
HDMI分配器に24インチと19インチのモニターを繋ぐ。
(※HDMIジョイントを使ってVGA変換アダプタと5mのHDMIケーブルを接続)


今どきの横長のPCモニターの場合、「4:3」の状態ではこのように横に細長い画面になってしまいます。


もちろん「16:9」に戻せば正常に表示されます。


で、固定ローラー側のモニターで観る時は「4:3」にします。オープニング画像を見比べてみると左右が少し切れているようです。


解像度を「自動」から「720p」にしてみました。


キッチリ表示されているようです。ということで、24インチの新しいモニターの場合は「16:9 自動」、19インチの古いモニターの場合は「4:3 720p」で確定です。

これでようやく、ローラー環境が整いました。

CATVで録画したBD-Rが毎月30枚以上増えていくので、映像コレクションについては消化できそうもありませんが、冬場のジテツウをサボり、年末年始と沖縄旅行で溜めこんだ脂肪を春の人間ドックまでには少しでも減らしたいところです。



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