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何もないという贅沢「与論島」サイクリング

今回の沖縄遠征の前半で北部エリアをクリアしたため沖縄本島はコンプリートでしょうか。後半は映画「めがね」のロケ地である「与論島」を走ります。映画「めがね」によると「何もない」らしいのですが本当に何もないのか、それとも何かあるのか。

映画「めがね」のキャッチコピー「何が自由か、知っている。」が意図するものは何か。

★4月28日


午前7時に名護市の宿を出発。天気予報によると今日の午後から晴天が続くため、「綺麗な海と青空」を思う存分楽しめるはずです。


1時間も掛からずに本部港に着いたので、少し先にある「瀬古島」に少し立ち寄ります。ここにはブロンプトンの旅の沖縄編第一弾で立ち寄ったことがありますが海がとても綺麗です。


日差しを浴びるブロンプトン。


伊江島からのフェリーには大勢の高校生たちが乗っています。昨日の高校生たちでしょうか。それにしても見事な青空です。


与論島行きのフェリーは9時20分出港です。予想以上にゆっくり進みます。沖縄本島の少し北にある与論島まで2時間30分も要するのも頷けます。


船内の2等室。那覇から乗船した人たちが寝ていますね。


12時少し前に与論島に上陸。それにしても「那覇~鹿児島」航路のフェリーは巨大です。時間に余裕があって退屈も楽しめる人なら約25時間の船旅もいいかもしれませんね。


ウェル亀に歓迎されて与論島サイクリングスタート。通常なら役場がある島の中心部(物理的位置というわけではなく)に向かうのでしょうが、私は海沿いを東に向かいます。車どころか人すら見かけない超ローカルな平和な道をまったりゆっくり進みます。


島というものは意外にもアップダウンがあるもので、選んだルートは結構きついです。


急ぐ必要は全くないため景色を楽しみます。


金色の牛のオブジェ。なぜこれが設置されたのか謎です。説明板らしきものはありません。与論島の公式ガイドも見つかりません。


沖縄本島の方向を見ているヤンバルクイナ像は、辺戸岬「パナウル像」とペアだそうです。


パナウル像は与論島の方向を見ています。


与論城跡


与論城跡の「龍の頭」から眺める景色もなかなかのものです。


映画「めがね」に出てくる自転車は、博物館「サザンクロスセンター」に展示されています。映画の登場人物になりきり、この自転車に乗車して記念写真を撮ってもらえますよ。


5階建ての博物館は各階は小さいながらいろんなものが展示されていて、それらを見ながら5階まで上ると絶景を拝めます。


宿に荷物を預けてロケ地巡りを楽しみますが、車がほとんど走っていません。のんびりまったりが相応しい空間です。


ただし、ロケ地巡りには難易度が少し高めです。「ここがロケ地です」なる標識も看板もありません。


ヨロン島ビレッジで少し遅めのランチタイム。牛肉サンドは食べ応えある絶品グルメです。


ヒマワリが既に咲いています。


ヨロン島ビレッジから赤崎灯台までの区間の海岸をひとつひとつ眺めながら、ブロンプトンでのんびり走ります。ブロンプトンはこのような空間にほんと似合います。


せっかくですから海に入ってみました。八重山諸島では既に泳ぐことができる季節ですが、与論島では海水がまだ冷たいです。


この海の美しさが写真で伝わるでしょうか。


海を眺めていると時が過ぎるのを忘れます。


「何も無くても良いじゃないか。この綺麗な海と青空があれば」と素直に思えます。実際に与論島を訪れると映画「めがね」が伝えたいことが何となくわかります。


最後に赤崎灯台に立ち寄ってみましたが、誰も見に来る人がいないのか灯台までの道は草がボーボーです。


本日の宿のご馳走です。なんとありがたいことに焼酎は飲み放題。宿泊客は私を含めて二人だそうですが、食事をとるのは私一人。せっかく泊まるのにご馳走をいただかないとはもったいないことです。

★4月29日

与論島の品覇海岸から見る夕陽がとても素晴らしいらしいのですが、宿から急いでも40分掛かるため、夕食後に夕陽を見に行くのは厳しい。品覇海岸のちょうど反対側の赤崎海岸の近くに宿があり、宿の前の道は海岸まで下りです。惰性で下っても5分くらいで海岸に行けます。もしかしたら赤崎海岸なら綺麗な朝陽を見ることができるかもしれません。

宿で朝陽のことを聞いてみると、今の時期なら赤崎海岸の砂浜で海から昇ってくるところを見ることができるようです。日の出時刻は6時ごろ。5時半に起きて5時40分出発。45分から構図の確認。あとはひたすら撮影…

ということで、あれこれ妄想しながら寝ていると、なんと3時30分に目覚めてしまい二度寝ができません。5時30分に宿を出て、物音が全くしない田舎道をブロンプトンで気持ちよく下り続けます。

そして、海岸で太陽が昇ってくるのを待ち続けると少しづつ周囲が明るくなってきました。


海から昇ってくる太陽。感動的です。私は夕陽より朝陽が好きです。飽きることなく、これでもかと撮りまくります。


ブロンプトンを絡めて面白いカットも。まさに「至福のひと時」というものです。


隣の公園で何か面白いカットが撮れるかもと思いついて、陽が出て20分ほど過ぎたところで公園へ移動。これはこれで結構いい感じです。


宿に戻って「海から昇ってきた太陽がとても綺麗でした」と話すと、なかなか見ることができない光景らしく、とても運が良いとのこと。気分よく朝ご飯をお腹いっぱいいただきました。


8時ごろ再び島内をサイクリングします。昨日走っていない道で茶花市内へ向かいます。


役場の隣にある観光協会で映画「めがね」のロケ地マップをいただきました。同じものがネットで手に入りますが、解像度が悪くて掲載されている写真が分かりにくいのです。このマップなら目の前の風景とマッチングできます。


コースタルリゾートの漁港寄りのところにある謎のオブジェ。


ギリシャのミコノス市と姉妹都市提携した記念に作られた「ミコノス通り」。白い壁一面にはギリシャの街並みが彫刻されています。これほど綺麗な道でも車は殆ど走っていません。与論島はどこに居ても時間を忘れてしまいます。


「与論島に国道はありませんが、鹿児島から沖縄まで国道58号線が海上を通っています。この海上の国道58号線を海上鉄道と考え、1979年にヨロン駅を建設しました。」という良くわからない理由で建設されたヨロン駅です。


ヨロン駅からの景色も絶景です。空港の近くの未舗装の道を不安に思いながら歩くとここに辿り着きますが、後述する遊歩道を歩いても辿り着きます。


景色を楽しみながら「ヨロンマラソン」のコースを通って宿に戻ることにしました。一周約21kmのコースですから、ところどころで海岸まで降りても自転車なら2時間で島を1周できますね。


何度見てもいつまでも眺めていても飽きることがない海。


「上城跡遺跡」

縄文時代末期から弥生時代のものらしいのですが、島が未開拓ゆえに遺っているといえますね。


与論島にある数少ない観光地「赤崎鍾乳洞」を覗いてみましたが、なんとぐるっと1周して5分で完了です。

宿に戻って荷物を受け取ってお別れです。次回は家族で来ますね。


昨日走ってきたルートで戻りますが、ここも「ヨロンマラソン」のコースになっています。アップダウンは少しきつめですが、最短時間で赤崎海岸からフェリー乗り場へ行くことができます。


閑散としているフェリー乗り場で早めの昼食タイムです。与論島名物「もずくそば」をいただきました。


那覇港までのチケットを買うために早めに来たのですが、乗船客が少ない前提なのかチケット売り場の窓口が開くのは出港の1時間前とのこと。私のように早めにきた人が非常に暇そうにしています。


フェリー乗り場の周辺をぶらぶらすると遊歩道を発見。説明板を見るとゴールはヨロン駅になっているようです。暇を持てあましても仕方ないのでハイキングします。


「あっ、フェリーが!!」という心配はありません。あれは鹿児島行きのフェリーです。※12時20分出港


海底に何か居そう。少し先にゴールが見えたところでUターン。


チケットを購入してフェリーが着岸する場所に行ってみると、お婆ちゃんたちが釣りをしています。今夜の晩御飯のおかずでしょうか。しかし、フェリーが近づいてくると、あっという間にどこかに行ってしまいました。


この海とお別れとは寂しさを感じます。何もせず海を眺めながらしばらく暮らしたい。そう思える与論島です。映画「めがね」が描いていることはそういうことです。


こんな野鳥が普通にいます。


与論島までフェリーを使うと那覇市内で前泊と後宿が必須になります。乗り継ぎが上手くいくのなら飛行機を使うのが現実的でしょうか。


フェリーが30分遅れで那覇港へ向かっているため、夕陽を見ることができました。ここでも普段は撮ることができないカットを狙ってみました。

荷物を抱えて歩くには遠いため、県庁の近くの宿まで港から自走。軽くシャワーを浴びてようやく晩御飯ですが、どこも居酒屋ぽい感じで店の外からでも騒がしい店だと分かります。居酒屋って青天井ですから結局割高になるのも嫌です。観光客相手なのか定食屋ぽい店がなかなか見つかりません。


歩くこと30分、ようやく静かな定食屋を見つけました。時刻はすでに20時40分腹が減りました。「合い盛り天丼(1030円)」を美味しくいただきました。

★4月30日

那覇市には過去に6回も立ち寄ったことがありますが、那覇市内観光の定番中の定番の「国際通り」を散策していません。混み具合がひどくて車道は問題外で歩道も自転車で通るのは困難とのこと。

ならば、「国際通り」の近くで宿泊すれば、空いている早朝に散策が可能です。


ホテルの朝食を「バイキング」だと決めつけていましたが、普通の和食でした。改めて宿の予約情報をチェックしてみるとどこにも「バイキング」とは書かれていません。「この手のホテルの朝食はバイキング」と決めうちするのはダメですね。


さっさと食べ終えて「国際通り」を散策しますが、当然ながら時間が早すぎて店がどこも開いていません。散策するなら11時くらいが良いのでしょうが、その時間には空港に居なければいけないため、今日のところは町並み散策気分で散歩します。


建物の上には沖縄らしいオブジェが。


何やら怪しい雰囲気が漂ってくる商店街。入ったら知らない世界に飛ばされそう。まるで映画の世界ですね。


自販機も沖縄仕様にカスタマイズされています。


国際通りから外れて公園を覗いてみると、公園の主でしょうか黒猫が睨みを利かせています。残念ながらスマホではアップで撮れません。


外人さん向けのアニメショップなのかな。1時間ほどの散歩を終えて空港へ移動しますが、大きな荷物を抱えた観光客でモノレールが大混雑。時間も十分すぎるほど余裕があって短い距離ですから自走すれば良かったかも。


9時少し過ぎに荷物を預けましたが、フライトまでには2時間30分以上あります。天気も良いため「飛行機撮影」を楽しみますか。那覇空港には撮影ポイントは2箇所あって、それぞれゲートを通るときに100円必要です。よって、2箇所を行き来するということは非現実的です。


デジタル一眼レフが欲しくなりますが、今日は暇つぶしみたいなものですから、なんとなくイメージしたものを撮りまくります。


風向きで反対方向になるのか、過去に撮影した時とは離陸、着陸とも逆方向でした。


1時間ほど撮影を楽しんで、搭乗カウンターへ向かいます。「11時になると混む」という説明だったため時刻は10時40分。まだ1時間以上あります。昼食無しで愛知に戻る予定でしたが、暇すぎるので最後のグルメで「沖縄そば」をいただきます。


あの青いジンベイザメの機体に乗って愛知に戻ります。


眼下に与論島が見えます。フェリーで5時間近く掛かった区間でも飛行機なら20分程度。

このまま順調にいけば午後3時30分には自宅に着く予定…


でしたが、なんということか名鉄本線が事故で止ってしまいました。空港から神宮前へ行き、本線に乗り換えて新安城までの予定でしたので、「空港~神宮前」の間で本線が止まっていることを車内放送してくれたら金山まで行ってJRを使うことができたのに、「とりあえず新安城までは行きます」という車掌の話を信じて乗った列車が途中で止ってしまいました。このままでは運行再開がいつになるのか分からないため、笠寺の手前の無人駅に停車した時に列車を降りて自走開始。

午後5時帰宅。最後は予定外の事態に巻き込まれましたが、充実した沖縄遠征でした。

走行データ
26日 距離91.6km 獲得標高846m
27日 距離91.3km 獲得標高636m
28日 距離51.5km 獲得標高594m
29日 距離45.1km 獲得標高484m
30日 距離25.4km 獲得標高136m

合計 : 距離304.90km 獲得標高2696m

費用内訳
フライト : 27420円
フェリー : 5670円
その他交通費 : 4620円
飲食 : 11332円
観光 : 2420円
土産 : 2820円
宿泊 : 30400円

合計 : 84682円

残された宿題のために沖縄へ
天気に翻弄された沖縄本島北部サイクリング
何もないという贅沢「与論島」サイクリング
「がじまる食堂の恋」ロケ地巡りサイクリング
映画「めがね」ロケ地巡りサイクリング

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次のエントリーは「2017年4月後半のつぶやき」です。


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