「過緊張」というらしい

「朝、時計が鳴る前に目が覚める」 働き盛りに多い「過緊張」ほっておくと危ない

毎朝、目覚まし時計が鳴る前に目が覚める。結構なことのようだが、本当は危ない症状なのだ。「過緊張」といい、それが疲れの原因になっているというのだ。働き盛りに見られる不眠、肩こり、体のだるさ、ほてり、女性に多い冷え症もそうだ。病気とまではいえないが、ほっておくとよくない。

ここ数年間ずっと心身ともに調子が悪いのですが、たぶんこれかもしれません。

眠りが浅く夜中に何度も目が覚める、トイレに起きる。暑くもないのに汗をかいたり、あまり気づかないが喉や胸につかえを感じて呼吸が浅くなったりする。寝起きなのに肩が凝り固まっている。こうした症状も、過緊張が原因とされる。

何かのサイクルかもしれませんが「眠りが浅く夜中に何度も目が覚める」が2週間くらい続くことがあります。そしていつの間にか解消されたかと思えば再びまたやってくるというパターン。「暑くもないのに汗をかいたり」は単なる汗かきなのか何かの症状なのか不明ですが、冬場で汗をかいていると何かの病気なのではと思われているのかも。冬場に電車に乗っていると汗がタラタラ出てきて恥ずかしくなり、途中で降りてしまうこともあります。「喉や胸につかえを感じて」は1年ほど前から多くなり、これがあると「年寄りになったのか?」と哀しくなってきます。

何事にも一生懸命で几帳面、まじめ、頑張りすぎる人に多い。たとえば、緊張をほぐすために「運動をしなさい」というと、それがかえってプレッシャーになってしまう人は、自分の知らないうちに「未病」に陥るタイプだ。

私はドンピシャでこのタイプのようです。「運動をしなさい」なんて言われると「それでは何をどのように」と考え始め、計画をしっかり立て、やり始めたら「やらなければ」という義務感に襲われ、ついついムキになって頑張ってしまい、ますます心身ともに疲れてしまう。

本質的に「無計画に行動する」ができない性格ゆえに、気まぐれにぶらぷらするということができません。だから「無計画に行動する」タイプの人と出かけると高確率で意見の食い違いで衝突します。まあそうなることは分かっているので、大抵は最初から「じゃ、別行動ということで」となります。

まずはこれからすることに対して「計画」を立てて、最後までのシミュレーションをし、そして行動する。もし途中で変更が発生した場合も「計画の変更」から入る。結果的に計画通りに上手くいった時にその達成感に喜びを感じる。

「その性格疲れない?」と言われますが、ハイ疲れます。

「何もしないこと」に対して何かしらの恐怖感みたいなものを覚えるようになっているので、自分でもこれはもう病気かもしれないと思い始めています。私が「今日の予定は?」と問い掛けると「今日は何もしない」と宣言して特に何もせずにゴロゴロする嫁さん、何もしないと言っていたわりにはフラッとどこかへ出かけてしまう。それが彼女のストレス解消らしい。

「休養するために温泉に行こう」という話になっても、たぶん私の場合は、あれこれ計画を立てちゃって結局疲れて帰ってくるんだろうなと思います。



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