冬場はウォーキングです

来シーズンも「ブロンプトンの旅」は続きますが、旅先での“ハイキング”の頻度がさらに高まる予定です。9月の中国地区の遠征の時は、ブロンプトンで走るよりもハイキングで非常に疲れました。

自転車トレーニングの効果としては心肺能力の向上は当然として、日常生活で役立つ能力は「階段昇り」です。階段を昇るための筋力は自転車を走らせる筋力と殆ど同じであり、心肺も使うため、数百段以上の階段を昇る場合は、自転車で鍛えている人とそうではない人では随分と差がでるはずです。

あくまでも“階段”を昇る場合であって、“斜面”を昇る筋力は自転車トレーニングを励んでも鍛えることはできません。自転車では脹脛の筋肉を使いません。

よって、旅先のハイキングコースなどで、階段でサクサクと追い抜いても、斜面で逆転されることはよくあります。

来シーズンの大物遠征としては「尾瀬」と「小笠原諸島」を予定しています。当然ながら、どちらも長時間のハイキングがメインイベントとなります。9月の中国地区の遠征の時のように、ハイキングで苦痛を伴うほど疲れてしまっては絶景を楽しむどころではありません。

ということで、長時間のハイキングに必要な筋力を高める必要があるのです。

目的も無しにむやみに鍛えるのはムダです。必要とする筋力を向上させましょう。

5年前は2時間ほどのウォーキングで腰に限界が来て、途中から痛みとの闘いになっていました。ベンチがあれば横になること数回。

そんなことがありましたが、休日は自転車遊びに忙しく、平日はジテツウトレーニングを続けていたため、ウォーキングをしていません。さて、現時点ではどうなのでしょうか。

さっそく試してみます。

まずは自宅から水源公園を目指して歩きはじめますが、自転車ならばさくさくと進むところを徒歩では「まだこんなところなのか」とテンションが下がります。いつも自転車で走っているところを歩いてみるというのは精神的に良くありません。

まだかまだかと思いながらようやく水源公園に到着。

ここでギブアップしたくても同じ距離だけ歩く必要があるので気が重い。復路はコースを変えて。。。

トヨタの本社の旧社屋。地元民にはこちらの建物が馴染み深いです。新社屋はトヨタという雰囲気がしません。ここで「さすがトヨタ」と思わせるものを発見。なんと、旧社屋のところにセントレア行きのバス停が用意されています。出勤したらそのまま国内だけではなく海外出張も可能ですね。

この後はメグリア本店に立ち寄ってから帰宅。実は、水源公園を過ぎて自宅から9km程の距離で脚が急に動かなくなってきました。歩幅が狭くなっているので速度ダウン。心配していた腰は最後まで持ちこたえました。ブルベの600kmをブロンプトンでクリアできたのですから、体幹もそれなりに鍛えられているのかもしれません。

1、2時間程度なら今のままでも十分かもしれませんが、「長時間歩くための筋力」は長時間歩くことを続けて鍛えるしかありません。

冬場は長時間歩くための筋力を向上させます。

遠い目標ですが「100kmウォーキング」に挑戦してみようかと。今回の検証の感想としては「グロス4km/hウォーキング」は「グロス15km/hサイクリング」と殆ど同じです。今日のところは、ウォーキングの17.37kmはサイクリングの200kmよりも疲れました。もちろんグロス20km/hサイクリングとは比べることはできません。

グロス4km/hで100kmなら25時間ですが、切りが良いところで24時間。「24時間で100km」それもありかなと思っています。

以上をまとめると、日常生活で役立つ筋力を向上させる方法は自転車トレーニングではなくウォーキングです。

12月21日

20.77km

12月27日

19.09km



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