現状に満足しては進歩しない

昨日の自転車ネタから脱線して、ダイエットネタが入ります。

私が自転車で走り回るようになった時期に合わせるように始めた同期入社のK君。既に日記に書いていますが、体重110kgオーバーの彼の“ダイエット”というのは「人並みの食事量にする」というものです。

もともとめちゃめちゃ体重が多いわけですから、“人並み”の食事量にするだけで、当然の如く体重は減ります(全てが脂肪というわけではありません)。計算上では体系も“人並み”になるハズですが、人間の体は単純な算数では成り立たず、“人並み”には到底届かず、ちょっと体重が減っただけで止まるのは確実です。良くある食事制限の場合は、ある壁を越えると再び減りだしますが、その場合は後々どうなるのかはここでは割愛します。

で、久しぶりに合ったK君に「どう?」と聞いてみると、もう随分前から体重が減らなくなったそうだ。予想通りの結果です。「だから私が言ったでしょ」と言えば「今まで通りの食事ならリバウンドしないから良いんだ」と開き直り、110kgが100kg弱になった程度で満足しているK君。はたから見れば110kgだろうが100kgだろうが超肥満体には変わりはありません。そんな状態で「自分は痩せた(と思いたい)」と満足していては進歩はありません。

現状を分析し、現状を打破するためにはどうしたらいいのか考え、新たな計画を立て、そして実行。

自分でPDCAサイクルを回せない人というのは、外部からの強い力で回してもらうしかないのかもしれません。同期や同僚がいくら言ってもムダですので、やはり超ボスからの「やれ!」の一言が必要かも。早く「プロジェクトD(ダイエット計画)」がトップ命令で発動しないかなぁ。見るからにメタボな管理者さん大勢要るし、自分は肥満ではないと思い込んでいる隠れ肥満の人も大勢いるねぇ。BMIという数字で騙されちゃいけないですよ。大切なのは体脂肪率ですよ。全体的には痩せているのに、腹回りだけ妙に太い人は完全にアウトですよ。(ぷにゅぷにゅしている方がまだマシ)



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