激疲れになると体重が増える

1月9日付けの日記『「激疲れ=ダメージ」かもしれない』に書いた“新しく現れた傾向”の根本的な理由が判明しました。

激疲れした翌日は、必ず体重が1.5~2.0kgくらい増えていて、なんとなく“むくみ”なんだろうなと感じていました。火曜日から金曜日に掛けて体重が減っていくのは、余分な水分が体から出ていくからです。そして、前の週の金曜日に比べて体重が多い理由としては、ダメージを受けた体が「これじゃ、やばいよ~」と栄養を要求するため無意識のうちに“食べ過ぎている”ことが考えられます。

で、「根本的な理由」というのは「グリコーゲンの枯渇」です。

参考:スポーツ選手の食事法|農畜産業振興機構

山間地などを一日走っていると、高負荷の割合が高くなります。以前のように「ここでムリしてもムダ。歩けばいいじゃん」と開き直れば激疲れになることもないのでしょうが、ヒルクライムゲームを始めてからは「絶対上り切る」とムキになって走ってしまいます。結局、終盤になるとトルクがスカスカになり苦しむことになるのです…。だからといって、以前のように“まったり”走ることができません。

「グリコーゲンの枯渇」がどのような状態なのかは、「心拍数が上がるほどの走りができない」状態になった時だと思います。あくまでも私の経験ではという話になりますが、斜度が10%程度の坂を上るときも、トルク不足で心拍数140前後でしか走れません。あえて抑えて走っているわけではなく、それでしか走れなくなってしまうのです。この状態になると必ず“新しく現れた傾向”に当てはまるため「グリコーゲン」の消費をいかに抑えるのかが課題となりそうです。

今週末は「ロングヒルクライム」を予定しています。さて、“激疲れ”にならずに完走できるのでしょうか。(獲得標高3296m)

追記.
残念ながら完走出来ませんでした。ヒルクライム3本目を諦め、獲得標高は2334mでした。
高負荷が続き、限界近くになると腹痛を起こす現象が発生するようになりました。



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