ブロンプトン旅仕様Ver.4

ブロンプトンを使った日本全国制覇の「日本一周ルート」も残り僅かです。岩手の花巻空港から網走の女満別空港までの区間を走れば「日本一周」としては完結。日程的に「苫小牧~網走」の区間を一括で走りきることができないため、どこで分割させるのが良いのが悩む日々です。

過酷な遠征を続けてきたことが原因なのか、あちこちガタが出ていたブロンプトンM3L改ですが、最大の難関だった「後三角のヒンジの修理」を終え、とても快調です。バックアップ目的で購入したS2Lの出番はしばらく無いかもしれません。

もうしばらくは過酷な旅が続くため、ブロンプトンM3L改をメンテナンスしました。旅仕様としては今回で「Ver.4」になります。前回の「Ver.3」から既に変わっていたところは、ペダルとフロントホイール。

ペダルを軽量の「new Wellgo マルチファンクション 片面SPDペダル」に交換したのが昨年の11月上旬。フロントホイールをシールドベアリングハブの「スーパーライトホイール」に交換したのが昨年の10月上旬。フロントホイールを交換した効果は非常に大きいです。S2Lにも使いところですが、それはS2Lの出番が増えてからとします。

年明けからM3L改をあれこれいじってきてようやく落ち着いたため、現在の状態を「Ver.4」とします。


まずはリアホイールを交換。

内装3速のホイールとしては3本目。2本目のホイールがまだ使えるため、新リムを使って組み直しをショップに依頼したのですが、ちょっとゴタゴタして面倒になり、仕方なく追加購入の形になりました。「ブレーキの効きが良くなる」と「高圧にできる」というメリットを受けたいために「新リム」にしたかっただけのことです。ホイールを丸ごと購入したことで余分な出費となり、再利用のあてがないホイールが溜まってしまいました。


クランク、チェーンリング、BB、リアスプロケットを交換。

荷物満載の遠征では、以前試していた「フロント42T、リア14T」がちょうど良いため、パーツを一新して再構築。スギノのシングル用クランクRD2(167.5mm)、スギノのチェーンリングMC 130 NC 42T 厚歯、タンゲのBB107mm、薄歯14T。スプロケットを薄歯にしておけば、フロントをダブルにすることも可能です。岩手遠征では激坂ヒルクライムが待ち構えているため、内装3速だけではとても上れそうもありません。その時に「なんちゃってフロントダブル」を投入します。


リアライト、サドルバッグ、フロントバッグ

リンプロジェクトの「小径車便利袋」を使うためにサドルレールに取り付けるアダプタを使ってリアライトを固定しました。ギザの「バイシクル キャリング バッグ」を奇麗に収納させることができるサドルバッグを探して、ちょうど良さそうなものが、リンプロジェクトの「小径車便利袋」でした。ダメ元で買ってみましたが、まるでセット品かのように奇麗に収まります。そして、日帰りや一泊二日の気軽なサイクリングに似合うようなフロントバッグを以前から探していたところ、小牧のショップで見かけて衝動買いしたのが、リンプロジェクトのブロンプトンのフロント用バッグ「1027 コミューターバッグ」です。このバッグなら通勤で使っても違和感がありません。(実際に1週間ほど通勤で使ってみました)


ということで、ブロンプトン旅仕様Ver.4の雄姿です。


旅仕様のブロンプトンの重量は輪行袋(バイシクル キャリング バッグ)を含めて12kgジャスト。担いで移動となると、この辺りが限界でしょうか。


ギザの「バイシクル キャリング バッグ」は16インチの折り畳み自転車が対象とはいえ、ブロンプトンには少し大きすぎます。左右が余ってしまい「だらーん」と見た目がイマイチだったため、少し工夫。マジックテープを貼り付けて袋の縁を絞るような感じにしてあります。このことでブロンプトンが奇麗に収まる輪行袋になります。

続く



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