激重タイヤだと走りがどのくらい変わるか

今シーズンは「雪のジテツウ」の回数がゼロですが、寒波が再び襲ってきているため、ジテツウ仕様のROMA改のタイヤを悪路も走れる頑丈なものに交換します。

LupoDの標準リムの時は脱着するのに前後で2時間も格闘したタイヤですが、MAVICのA319なら「ちょっと固いかな」程度で作業完了。もちろんスコッと簡単に嵌るわけではなくタイヤレバーを使いましたが、AlexのTD-17の時のようなタイヤレバーが折れるほど苦労したわけではありません。


Vittoria Randonneur Cross 700x32C

このタイヤならば通常の使用でパンクすることは無いとは思いますが、多少は嵌めやすくなったとはいえ万が一にも出先でパンクした場合は気が重くなります。

タイヤだけを実測するのも面倒ですので、カタログ値の参考重量は580g。

リムはMAVICのA319が595g、DT SwissのRR415が415g。
チューブはSchwalbeの700×28-42が150g、700×18-28Cが105g。
タイヤはVittoria Randonneur Crossの700x32Cが580g、Continental Grand Prix 4000Sが700x23Cが205g。

外周部で600gの重量増。(前後で1200g)

さて、この「外周部で600gの重量増」が走りにどのくらい影響を与えるのか。。。

セミスリックとスリックという違いもあり、規定空気圧も違いますから、単純に重量差だけで判定はできませんが、ジテツウトレーニングコースでのアベレージが驚くほど下がります。速度だけでなく、トルクを掛けなければ進まないため、腰に痛みが出るほどです。

Grand Prix 4000S 700x23C
→ アベレージ:24.02km/h (サンプル数:35)
Vittoria Randonneur Cross 700x32C
→ アベレージ:22.30km/h (サンプル数:2)

重いタイヤのサンプル数が少ないためあくまでも参考程度の数値ですが、どう頑張ってもアベレージが23km/hを超える気がしません。

ROMA改より約2kg重いLupoDに700x28c(275g)のタイヤを使った時のアベレージが23.05km/h(サンプル数:68)ですので、タイヤの305gの重量差は非常に大きいようです。

ちなみにブロンプトンS2Lを使った時のアベレージは22.50km/h(サンプル数:2)ですので、激重タイヤを履いたROMA改はブロンプトンS2Lより遅いということになります。

追記.(2月13日)
直近のアベレージを比較
Grand Prix 4000S 700x23C
→ アベレージ:24.55km/h (サンプル数:6 → 24.0 , 24.3 , 24.3 , 25.3 , 24.1 , 25.3)
Vittoria Randonneur Cross 700x32C
→ アベレージ:22.50km/h (サンプル数:6 → 22.6 , 22.0 , 22.7 , 22.2 , 23.1 , 22.4)

外周部600gの重量増(前後で1200g)はアベレージを約2km/h落とすことになります。



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