再利用のためPD-A530をメンテナンス

ブロンプトンの過酷な遠征で使ってきたペダル「PD-A530」は役目を終え、現在はデッドストック状態になっていましたが、ブロンプトン弐号機で再び使うことにしました。酷使してきたペダルを新車にそのまま使うのもバランスが悪いので、ペダルのメンテナンスを自力でやってみます。

PD-A530やPD-A520をメンテナンスする場合には必ず必要になるアイテムがこれです。


TL-PD40ペダル用ロックブッシュ戻し工具

たった200円程度のアイテムですからペダルに添付してくれたらいいのに。。。仕方なく通販ショップで購入。送料無料にするためにあれこれパーツ類も購入しましたが、こんなことをしているから散財が続くのかもしれません。


さっそく作業開始。。。なぜか上手くいきません。全然回らないため力任せにやってみたらペダル側のプラスチック部品をなめてしまった。諦めて左側のペダルで試してみると何事も無かったかのように簡単に外れた。うーん、どうやら右側は逆ネジになっているようです。ということで再び解体作業開始。


片方ずつ作業しなければ、部品が混ざってしまった時に収拾つきません。さらに元に戻せなくなった時も参考にするものがなくなるので、まずは左側をクリーニングします。そしてイザ組立てという段階で「?????」となったため、右側をばらしながらチェック。


1時間20分近く格闘して完成。何が辛いかと言えば「老眼」です。ベアリングが非常に小さいため「12個」を奇麗に並べるのに一苦労。ベアリングの数は12個×2×2で48個です。1個でもなくすと面倒なことになるので、慎重に作業をしましょう。

メンテナンスをしたPD-A530はクルクルと静かに回ります。



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