折れたスポークとジテツウ用タイヤ


ジテツウの途中で泥除けのステーを巻き込んで折れたスポーク。緩い上り区間で異音を感じ、すぐに停車して後輪をチェックしたため大惨事には至らず、被害はスポーク1本のみ。帰宅後にLupoDで使っていた古いホイールからスポークを転用して今日に至りました。

「1本だけ違う」という状況をいつかは解消したいと考えていましたが、「スポークを1本だけ取り寄せ」が可能なのかどうか分からなかったことが、先延ばしにしてきた理由でもあります。

以前、地元の某ショップで「スポークが折れたら?」とさりげなく聞いたところ「全て交換です」などというとんでもない返事が来たことがトラウマになっています。必要なのは1本だけでも仕入れの都合で50本引き取って欲しいということのようですが、まあなんというかユーザに優しくないショップといえます。腹が立ったので「ホーザン スポークネジ切り器」を買って自分でやろうかと思いましたが、マニアックな領域に突入するのはもう少し先でも良いかなとは思い留まり。。。

手組のホイールですから、それを組んでくれたショップならスポークのばら売りもしてくれるのでは?とショップに問合せメール。翌日にショップから用意可能であると回答があったため予備を含めて注文。


1本55円なり。長く使いたい手組のホイールですから、スポークのばら売りは大いに助かります。さっそくリアのフリー側のスポークを交換。

完組ホイールでも汎用パーツをメーカーで組み立てただけのものはショップの手組みと同じだと思うのですが、それすら「メーカーがスポークを用意していなければ直せません」と言い切るショップなど信頼できません。全く同じものがなくても代用品などを現物合わせで用意できるはずです。「スポークネジ切り器」というものを知らないのでしょうか。店頭で「ネジを切ったら」ってこちらが提案しても「無理です」って即行で却下された経緯有り。マニュアル通りの作業しかしないショップには「代用品」という発想が無いのかもしれません。

振れ取り台、センターゲージ、スポークテンションメーターを持っているのでセルフメンテが可能です。スポークのばら売りも受け付けてくれる通販ショップからなら今後も安心して手組ホイールを購入できます。

さて、こんなものも届きました。


Panaracer ツーキニスト 700x35C レッド amazonで44%引きの2336円/本なり。

ROMA改との住み分けでLupoDには実用性を求めたいため、35cを試すことにしました。

重量はカタログ値で540g。「耐サイドカットと耐リム打ちパンク性能をアップ」が謳い文句のため少しばかり重いです。

重いと言ってもLupoD標準の「Vittoria Randonneur Cross 700x32C」が580gですので、35cの割には軽い方です。もっと軽い35cもありますが、軽いタイヤは耐パンク性能が低いためジテツウで使うのなら「ツーキニスト」くらいが良いかもしれません。


まずは後輪。なんとクリアランスが足りなくなってセンタースタンドが使えません。


そして前輪。こちらは泥除けが干渉して使えなくなりました。26cから28cに交換した時に泥除けも交換。さらに28cから35cに交換のタイミングで泥除けも交換となります。

泥除けについては既に注文済みですが、スタンドも検討する必要があります。

頑丈な「Vittoria Randonneur Cross 700x32C」なら悪路でも安心感がありますが、重すぎるだけでなく妙な転がり抵抗の大きさを感じます。朝のジテツウで筋肉痛になってしまうほどです。

ジテツウに最適な「ツーキニスト」は本当にジテツウに適しているのか。しばらく試してみることにします。



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