山間地トレーニングと「しだれ桃の里」

ビアンキVNでの山間地ロングライド、GIOSアンティーコでの激坂ヒルクライム、そしてキャスパーでのジテツウトレーニングの効果測定のために久しぶりに「山間地トレーニングコース バージョンA」のタイムアタックに挑戦。“第二部”として豊田市上中町の「しだれ桃の里」を目的地とした山間地サイクリングを楽しみます。

本日のコース

昨年2月27日の「山間地トレーニングコース バージョンA」の記録は「走行タイム:75分29秒 所要タイム:92分」でした。これをどれだけ短縮させることができるのか、非常に楽しみです。


岩津天神の西口がタイムアタックのスタート地点です。

スタートしてすぐに激坂区間に突入しますが、ロー側の3枚を残してダンシングで突破。続く急坂区間では軽いギアのシッティングで筋力の回復。再び真福寺の激坂でダンシング、続く急坂区間はシッティングのトルク走行、筋肉疲労を感じたら軽いギアのシッティング。筋力をあちこち分散させながら走り続けます。

恵田小を通過すると、平均勾配3%区間となり、ここは回転の中心を意識したペダリングで効率よく上り続けます。明らかに以前よりも速く走れていることが分かります。


セクター1の走行時間は20分22秒。前回が22分38秒でしたので2分16秒の短縮。

続くセクター2の序盤は苦手な勾配5%区間となっているため、ここは心拍数を高めて走りますが、相変わらず速度が伸びません。17km/h前後で走れたのは僅かな時間で徐々に速度が落ちていく。シッティングを諦めてダンシングに切り替えてみるも、勾配5%程度ではダンシングの方が速度が遅い。しかし、こんなところでアタックダンシングを繰り出してしまっては脚が終わってしまいます。

峠を越えて少し下ると再び勾配3%区間に突入。なぜか脚への負担が軽減されているような感覚があり、平均28km/h前後で上れてしまう。そして滝脇小の勾配10%区間は全てダンシングで乗り切ります。勾配10%程度からダンシングで上るほうが速いのです。もちろん膝への負担も少ないため、トータルで見ると同じ標高差ならば勾配5%よりも勾配10%の方が速く楽に上れます。


セクター2までの走行時間は38分22秒。前回が43分31秒でしたので5分9秒の短縮。セクター2だけで2分53秒の短縮。この区間のタイムを削ることが最重要課題でしたので、1年間の成果といえます。(もちろん“デュラ”のホイールの恩恵はあります)


セクター3までの走行時間47分34秒(前回不明)。下り区間となるセクター3は風の通りが良いこともあって、向かい風が非常に強く、回し続けているのに緩坂区間で30km/h程度、急坂区間でも40km/h程度しか出ませんでした。セクター3に関しては前回よりはタイムが悪いかもしれません。

平坦区間になるセクター4は、最近取り組んでいる課題の成果が証明されます。以前よりも明らかにハイペースで走り続けることができます。そして最後のスプリント区間では、心肺&筋力を総動員して、平均37km/hで走り続けます。


そしてゴールの天神橋に到着。走行時間は本人も驚いた「67分36秒」でした。前回よりも7分53秒も短縮。セクター3&4だけで2分44秒の短縮ですので、平坦区間も確実に速く走れるようになりました。そして所要タイムは11分の短縮ですので、休憩時間もそれほど必要としなくなったようです。

ということで、ビアンキVNでの山間地ロングライド、GIOSアンティーコでの激坂ヒルクライム、キャスパーでのジテツウトレーニングの成果は「75分29秒 → 67分36秒」という数値で証明されました。

さて、本日“第二部”である「しだれ桃の里」へ向かいます。ルートはいろいろ考えられますが、今日は“疲れない”が基本方針ですので、シンプルに小渡まで県道11号を走ります。そして、シャトルバス乗り場になっている「旭総合体育館」で係員さんに「しだれ桃の里」の場所を確認すると県道19号を走っていけば案内板があるらしい…


今日は疲れないハズだったのに、県道19号は“ヒルクライム”そのものですよ。むちゃくちゃ大変な上りが続きます。


汗だくになりながらようやく「しだれ桃の里」に到着。これはこれはなんと素晴らしいことでしょう。自転車で上ってきたから、素晴らしさが倍増されるとしても、まさに「桃、深紅、白色のしだれ桃が咲き乱れる」に感動します。


今日は「山間地トレーニングコース」のタイムアタックだけにしようかと思っていたところ、今朝の新聞に「しだれ桃の里」の記事が掲載されていたため、「まあちょうど良い距離だから行ってみるか」とそれほど期待もせずに訪問したのですが、一見の価値ありですよ。


観光客が大勢訪れていますが、年齢層はちょっと高めかな。「桃の花」しかありませんので、「単純に風景を楽しむ」ことができる人たちじゃなければ面白くないかも。


スイセンやチューリップも咲いていますので、桃の花と絡めて写真撮影も楽しめると思います。本格的な撮影機材を持ち込んで真剣に撮っている人も数人いました。


折り返して小渡へ戻らずに県道19号をそのまま先に進みますが、これがまたなかなかの苦しめられるルートです。うっかり迷い込んだら泣きたくなりますよ。


4日前にも来た「小原」です。ここからはずっと下りなのに、今日も強い向かい風の中を走り続けることになります。


ヘロヘロになりながら水源公園に到着。小原からずっと向かい風ですよ。いやはや「今日は疲れない」はどこにいったのやら。15分ほどベンチで休憩タイム。

午前7時35分出発、午後2時45分帰宅。走行距離は約129km(獲得標高:1329m)でした(アベレージは24.4km/h)。



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