ようやく2014年の遠征レポートが完成しました

昨年の6月と7月の北海道遠征のレポートが完成したことで、ようやく2014年のレポートが全て揃いました。

所要日数:45日
距離:5009.9km
交通費:241,320円
宿泊代:234,717円

遠征に要した日数は“45”ですが、レポートの本数は“38”です。


南国サイクリング「宮古島と伊良部島」
沖縄遠征第二弾は「宮古島」で南国サイクリングを堪能して、「沖縄本島」で世界遺産巡りをします。沖縄遠征もオプションをどこまで組み込むのかで悩みましたが、「宮古島」「世界遺産」という二つのキーワードに絞ってざっくりとスケジュールを組んで、宮古島で2日間、沖縄本島で3日間の予定でフライトと宿を確保。


沖縄本島の世界遺産を巡る旅
沖縄の世界遺産をコンプリートさせることを目的とした沖縄本島サイクリングですが、世界遺産は全部で9箇所あります。限られた時間内で、それらをどのように効率よく巡回していくのかが走行ルート決めのポイントになってきます。


北陸遠征「敦賀から丸岡へ 越前海岸の旅」
敦賀駅から気比神宮まで続くアーケードには、松本零士氏の「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の名場面を再現したモニュメント像が並べられています。実は、敦賀には2回も遠征で訪れているのに見落としていました。さらに「近世の天守が残る城」の一つである「丸岡城」も取りこぼしていたため、敦賀市と坂井市丸岡町には改めて訪れる必要がありました。


宮沢賢治の故郷と北上市の桜と鬼「花巻空港~横手」
いちおう「東北遠征ファイナル」になるであろう今回の遠征のルート設定には非常に悩みました。東北地方の場合は「やり直し」を思いつきで実行できそうもないため、「行ってみたい」と思ったところをできるだけ多く組み込むことにしましたが、「体力勝負」になってしまうとは予想外でした。


角館の桜と田沢湖のたつこの像「横手~八幡平」
「いわて花巻空港→盛岡→田沢湖→十和田湖→八戸」または「いわて花巻空港→盛岡→宮古→久慈→八戸」の二者択一をどうしてもできませんでした。田沢湖には行きたい。でも「宮古~久慈」の区間を避けることもできない。さらに欲が出て「八幡平の雪の回廊を見たい」が追加されたため、パズル状態になりました。


八幡平の雪の回廊と石川啄木の故郷「八幡平~盛岡」
今回の遠征先の観光ガイドを調べてみると、「八幡平アスピーテライン」でも冬季通行止めが解除された直後に「雪の回廊」を見ることができるらしく、都合が良いことに遠征に行く期間と合致します。そこで今回の遠征のメインイベントは「八幡平アスピーテライン」に決めたわけですが、そのことで前後のルート設定や宿の確保に四苦八苦したわけです。


三陸海岸の光と影に何を思う「盛岡~宮古~小本」
「花巻→北上→横手→角館→田沢湖→八幡平→田代平高原→盛岡」と走ってきた東北遠征ファイナルですが、四日目は「今だからこそ避けて通れない」と思ってしまった地区を訪問します。車で訪れることは簡単ですが、自転車という速度で目の前の光景を見ること、そして三陸鉄道の列車に乗ることは車を使った観光とは違う印象を持つはずです。


絶景の陸中海岸とウミネコの聖地「小本~久慈~八戸」
今回の遠征の五日目が思いのほか長く続いた東北遠征の最終日になります。通称海のアルプスと呼ばれている「北山崎」の絶景や朝ドラ「あまちゃん」の舞台になった久慈市、そして東北編のゴールになる八戸まで盛り沢山の内容でサイクリングを楽しみます。


青年よ大志を抱け「苫小牧~札幌~北広島」
6月の遠征では網走から西へ向かって走り、7月の遠征では今回の遠征のゴール地点から東へ向かって走り、両者がどこかで接続されます。7月の立ち寄りポイントを検討して、夕張市に行きやすい場所を今回の最終ゴール地点に設定しますが、どうしてもやってみたいことがあるため「さっぽろ羊ヶ丘展望台」に立ち寄ります。


日本一周セミファイナル1「プロローグ 女満別空港~斜里」
日本一周に関して、順番にくるっと周らずに、あちこちぶつ切りの旅をしてきました。「どうせ遠征するなら季節も大切にしたい」という思いもあって、「結果的に全て繋げる」という方針でやってきたからです。今回の北海道遠征の日程を6月に組み込んだ理由は小清水原生花園の「天然のアヤメ」を見るためです。


日本一周セミファイナル2「世界遺産 斜里~知床~標津町」
知床五湖はヒグマの生息地に近く、特に6月、7月はヒグマとの遭遇率が高いようで、観光するにはいろいろと制約があります。つまり、知床を自転車でえっちらおっちらと走るには、変な勇気がいる時期ともいえます。


日本一周セミファイナル3「日本最東端 標津町~納沙布岬~根室」
北海道遠征第四弾の遠征三日目はこの機会が無ければ行くことがない「野付半島」を走ります。そして日本最東端の納沙布岬へ行き「日本最東端到達の証」のステッカーを手に入れます。


日本一周セミファイナル4「濃霧の旅路 根室~霧多布~釧路」
北海道遠征第四弾の遠征四日目は、少し遠回りになりますが「霧多布岬」「あやめヶ原」「愛冠岬」に立ち寄るルートで根室から釧路までの区間を走ります。


日本一周セミファイナル5「試練の旅路 釧路~愛国駅~帯広」
北海道遠征第四弾の遠征五日目は、釧路から帯広まで走りますが、観光ポイントは序盤と終盤にしかなく、ひたすら走り続ける試練の旅路となります。


日本一周セミファイナル6「廃線跡探訪 帯広~三国峠~層雲峡」
北海道遠征第四弾の遠征六日目は、士幌線廃線跡を探索しながら大雪山国立公園を走り、北海道の国道の中で最も高い峠である標高1139mの「三国峠」を越えて層雲峡を目指します。


日本一周セミファイナル7「エピローグ 層雲峡~旭山動物園~旭川空港」
北海道遠征第四弾の遠征七日目は、層雲峡から旭川空港までの短い区間をのんびり走りますが、話題の旭山動物園に立ち寄ります。


日本一周ファイナル1「リボーン道半ば 北広島~夕張~日高」
日本一周ファイナルになる北海道遠征第五弾の初日は、映画「幸福の黄色いハンカチ」の舞台になっている夕張市を訪問してから競走馬の聖地「日高」まで走ります。


日本一周ファイナル2「競走馬の故郷 日高~襟裳岬」
北海道遠征第五弾の二日目は、斉藤由貴主演の映画「優駿 ORACION」の舞台になっている新ひだか町の風景を楽しみ、襟裳岬まで続く海沿いの道をひたすら走ります。


日本一周ファイナル3「大願成就 襟裳岬~幸福駅・愛国駅」
北海道遠征第五弾の三日目は、先月の第四弾で立ち寄った「愛国駅」を目指して走ります。AルートとBルートの2本立てで日本一周を進めてきて、両者が愛国駅で接続されることで「日本一周達成」となります。


日本一周グランドフィナーレ「万感の思い 富良野と美瑛」
北海道遠征第五弾の四日目と五日目は、日本一周達成後の大きなオプションとして富良野と美瑛の観光をメインにサイクリングを楽しみます。


日本一周補完計画 岐阜編「高山~白川郷~郡上八幡」
ユリの花が見ごろになった8月上旬。週間天気予報によると土曜日よりも日曜日に晴れ間が見えるらしいので、初日は高山から五箇山まで、二日目は五箇山から白川郷を経由してダイナランドでユリの花を撮影して、郡上八幡がゴール。というスケジュールを立ててイザ出発。


浅井長政の故郷「浅井町」と北国街道の難所「栃ノ木峠」
往復とも列車を使って日帰りで行けそうな場所は静岡、岐阜、三重、滋賀となります。100名城と大河ドラマを絡めてあれこれ調査して見つけたキーワードは「浅井長政」。そこで、「浅井長政」と国道365号の「栃ノ木峠」をベースに、小谷城(おだにじょう)、大河ドラマ館、北国街道木之本宿などを絡めてルート設定。


まったりと若狭湾サイクリング「敦賀~小浜」
日本一周ルートの北陸編と山陰編の繋ぎの区間みたいなものになりますが「敦賀~小浜」を余裕をもって“まったり”と景色を楽しみながら走ります。


福井県観光サイクリング「丸岡城~勝山~大野城~一乗谷」
日本一周の時は「敦賀→鯖江→一乗谷城跡→福井市→東尋坊」のルートを選択したため、補完計画の福井県編として北陸遠征「敦賀から丸岡へ 越前海岸の旅」で「敦賀→越前海岸→丸岡城」を走りました。その続きで「丸岡城→勝山→大野城→一乗谷城跡」を走ることで、福井県の主な場所に立ち寄ることになります。


滋賀県編「比叡山延暦寺と観音寺城跡」
日本一周補完計画の滋賀県編ですが、滋賀県については何度もブロンプトンの遠征ネタで走っています。補完計画では「走ること」そのものには意義がないため、日本一周で取りこぼした「比叡山延暦寺」と「観音寺城跡」立ち寄ります。


世界遺産コンプリートを目指して「石見銀山遺跡」
昨年は宿が確保できずに、立ち寄ることを諦めた「石見銀山」が初日のメインイベント。世界遺産に登録されたのは「石見銀山遺跡とその文化的景観」であるため、「石見銀山」だけが世界遺産に認定されているわけではありません。今回の遠征では街道および港町を訪問する余裕はないため、銀山エリアと大森エリアを散策します。


広島県編「吉田郡山城と安芸の宮島」
遠征二日目と三日目は、100名城のひとつである毛利氏の本拠城「吉田郡山城」と世界遺産に認定されている安芸の「宮島」を散策します。そして大きなオプションでマツダスタジアムで野球観戦を楽しみます。


広島県編ファイナル「さざなみ海道と古い町並み」
「しまなみ海道」「とびしま海道」については日本一周ルートに組み込んで走破済みです。機会があれば「さざなみ海道」も走っておきたいと考えていたため、今回の遠征で走ってみることにしました。


岡山県編「備中松山城と鬼ノ城と備中高松城」
自分ルールのひとつ「近世の天守が残る城をコンプリート」のために岡山県の備中松山城に行くことにしました。備中松山城へ向かうルートは、いくつか考えられましたが、福山から国道313号の峠を越えるルートで備中松山城へ向かい、高梁から南下しながらさらに4か所ほど立ち寄るルートを設定。


長野県編「真田幸村ゆかりの地と軽井沢観光」
北関東遠征の目的が「富岡製糸場」とはいえ、それだけのために群馬まで行くのは気分が盛り上がりません。そこで、日本一周の時に日程的にスルーしてしまった場所に改めて立ち寄ることにしました。


群馬県編「富岡製糸場と伊香保温泉」
今回の遠征の最大の目的は世界遺産に認定された「富岡製糸場」を見学することですが、愛知から群馬へ行くだけでも結構大変なことです。そこで以前からピックアップしておいた群馬エリアの立ち寄りポイントを、できるだけ網羅するようなスケジュールを組んでみました。


群馬県編「関東屈指のパワースポット榛名神社」
遠征3日目は、伊香保温泉と榛名湖を散策、関東屈指のパワースポット「榛名神社」を参拝、そして日本100名城の「金山城」と「足利氏館」に立ち寄りますが、オプションをどれだけ追加できるのかは時間との兼ね合いとなります。


栃木県編「栃木県南部周遊サイクリング」
今回の遠征については詳細なスケジュールを立てず、遠征の目的となる必須の観光ポイントだけはクリアさせ、その他については臨機応変に気分次第で進めています。遠征の二日目と三日目の“思いつき”で走行ルートを変更したこともあり、遠征最終日は予定を大幅に変更して栃木県南部エリアを走ることにしました。


九州平定「大宰府跡と秋月城跡と吉野ヶ里遺跡」
100名城の「大野城」と「吉野ヶ里遺跡」をクリアさせるため、遠征初日は、九州遠征「門司~北九州~博多~大宰府~佐賀」の最終日「大宰府~佐賀城」をやり直すようなものですが、オプションで黒田家ゆかりの地「秋月城跡」に立ち寄ります。


九州平定「祐徳稲荷神社と雲仙鉄道廃線跡」
2014年11月の九州遠征のテーマは正直言って「取りこぼしの回収」みたいなものになりますが、それ以上のオプションを数多く追加してあります。遠征二日目は「日本三大稲荷の祐徳稲荷神社を参拝」と「雲仙鉄道廃線跡を走る」が主な目的となります。


九州平定「天草の教会と四郎像」
島原の乱で有名な「天草四郎(本名:益田四郎時貞)」ですが、出身は現在の熊本県上天草市と言われており、天草諸島には四郎像が5体あります。2014年11月の九州遠征の三日目は「大江教会と﨑津教会」と「四郎像をコンプリート」が主な目的となります。


九州平定「西南戦争激戦地『田原坂』と世界遺産候補地『三池炭鉱跡』」
ブロンプトンの旅の目的のひとつに「日本の世界遺産をコンプリート」があります。残すところ「小笠原諸島」のみとなりましたが、日本の各地に世界遺産の候補地がいくつもあります。そこで、世界遺産に認定される可能性が高い「三池炭鉱跡」に立ち寄ることにして、その前後にどれだけのオプションを追加できるのかは使える時間との兼ね合いになります。


九州平定「官兵衛ゆかりの地を巡る」
2014年11月の九州遠征の最終日は100名城の「名護屋城」、そして「官兵衛ゆかりの地」の「福岡城」と「福岡藩主黒田家墓所(崇福寺)」に立ち寄ります。



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