パワーを2割ほど抑えて走れば

激坂ロングライドの翌日は、筋肉をほぐす為に平地のLSDをすることにしています。昨年、ダイエットのためのLSDコースをいろいろと開拓しているため、それがそのまま使えます。

冬場に心拍計を購入して、心拍数に関して取り組んできましたが、そろそろ「それだけじゃない」という段階に来たかなと思えます。速く走るとか強く走るという話ではなく、激疲れしないように走るというのが目的ですが、心拍数を抑えて走るだけでは上手くいかなくなっています。

心拍計というのは心肺機能に関するタコメーターのようなもので、サイクリングの場合は「エンジンを回し過ぎない」ために使います。しかし、それを意識し過ぎると無意識のうちにトルク走行をしていることもあって、なかなか「体力と筋力の消耗」のバランスを取るのが難しいものです。

昨日の走りで意識していたのは「回し過ぎない、踏み過ぎない」ですが、「結局のところそれって何?」は「パワーを抑える」です。

サイクリングの時の出力が150Wとして、ヒルクライムの時は頑張って180Wまで高め、流すときは抑えて120Wとすれば、激坂ロングライドでも何とかなりそうです。

で、筋肉をほぐす為の走りの場合も「パワーを2割ほど抑えて走れば良いのでは」となります。私の場合は、ロードで28km/h前後、GIOSアンティーコで25km/h前後、ミニベロ16で22km/h前後で走ることが“平地で流す速度”になります。ロードで気持ちよく流して走れるようなコースは近場にはないため、ブルーノミニベロ16が役に立ちます。


走り辛い自転車道でも22~23km/h程度で走ればそれなりに快適です。今日も豊田安城自転車道をひたすら走り、折り返し地点の志貴野橋を目指しますが、途中で「本証寺」のハスの花を撮影。今日は汗だくにならないように走っていますが、停まると汗が滝のように流れます。


志貴野橋で小休憩。今日はミネラルウォーター2リットルボトルを携帯しています。この程度の重量増は、平地を走るだけなら無問題ですね。


復路は矢作川の堤防道路をひたすら北上しますが、休憩したくても全く日陰がなくて、日差しに疲れます。岡崎大橋のところでギブアップ。やはり平野部は暑くて耐えられません。10分休憩後、再び北上して葵大橋を渡って帰宅。

本日の走行距離は51kmでした。今日の走行は疲れることが厳禁ですので、ひたすらパワーを抑えて走りましたが、「頑張らない」というのも結構難しいものです。頑張らないための機材として、ミニベロ16はとても良いなぁと改めて感じましたが…。



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