ミニベロとマウンテン

6台の自転車の稼働率をグラフにしてみました。

2010年までの月別データが残っていないため年明けからのデータになりますが、我ながら面白い傾向になっています。

1月から4月に掛けては企画モノとしてブロンプトンの稼働率はそこそこありますが、オンシーズンに突入した途端、稼働率がゼロ。代わりにニローネの稼働率が大幅にアップ。

キャスパーの投入によって、何が変わってきたのかは明白で、ブルーノミニベロ16、アンティーコ、ビアンキLupoDの出番が殆どなくなりました。これは予想していなかったことでしたが、ジテツウ仕様のキャスパーはある意味“万能”ですので、何かに特化させた自転車をわざわざ2階から下ろしてくるよりは、玄関に置いてあるキャスパーを使う方が手間が掛からないというわけです。

近場のポタリングには「ブルーノミニベロ16」を使ってきましたが、キャスパーでもいいやとなりました。激坂遊びにはアンティーコを使ってきましたが、もともと激坂に強いキャスパーでいいやとなりました。平地の観光サイクリングにはビアンキLupoDを使ってきましたが、気軽に使えるキャスパーでいいやとなりました。まあ何がいいかというと“地球ロック”の必要がないというところでしょうか。ミニベロの場合は“地球ロック”をしなければ、そのまま持ち去られる可能性が高いのです。

ジテツウトレーニングで山間地区間を多く走る場合は“ロードの代わり”にビアンキLupoDを使うようにしたため、ビアンキLupoDの稼働率が多少は高まってきましたが、それでも平坦区間を増やした回復走の時はキャスパーを使っています。

次期改造計画のターゲットはビアンキLupoDのトリプル化ですが、それよりはキャスパーのフロントフォークを交換した方が使い道が増えそうな気がします。しかし、アンティーコをポタリング仕様にすれば雰囲気で乗りたい自転車になる可能性はあります。その場合はブルーノミニベロ16の出番はゼロになりますが…

2010年までと2011年の稼働率を比べてみました。

ミニベロ3台の合計の稼働率が2010年までは51.6%でしたが、2011年は19.2%に激減しています。2011年2月からはジテツウでキャスパーを使っているため単純な比較はできませんが…

6月の静岡遠征と7月の関西遠征のコース設定ならば昨年はアンティーコの出番でしたが、今年はキャスパーを使いました。輪行サイクリングについては昨年はアンティーコを使いましたが、今年はニローネを使っています。走り少な目で観光がメインならブロンプトン、走り多めで観光ありならアンティーコ、走りがメインで観光わずかならニローネとなるでしょうが、ここでもアンティーコの位置づけが微妙。

“ミニベロおやじ”として始めた自転車遊びでしたが、“ミニベロおやじ”とはいえない状態にあるようです。

キャスパーは便利に使える自転車ですが、あくまでも実用車であり趣味車ではないため、乗る楽しさという点ではミニベロには負けます。といっても、結局のところ「ブロンプトン」「キャスパー」「ニローネ」といった実用車の3台が主力になってしまうのかもしれません。



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