「ミニベロ16ロード」の致命的な欠点

「ミニベロ16ロード」のダウンヒルの怖さは何度か日記に書きましたが、実はもう一点致命的な欠点があります。

車も自転車も同じだと思いますが、「走る、曲がる、止まる」の中で一番重要な項目は“止まる”です。次に“曲がる”で最後に“走る”です。

で、致命的な欠点とは何かと言うと、この“止まる”に大いに問題があるのです。

「ミニベロ16ロード」でも少し気合を入れたら25km/h、頑張れば30km/hでの走行は可能です。それは“走る”という項目になりますが、ところがそこまで速度を上げると簡単には止まれません。今回の事故の教訓としては「20km/hでも厳しい」でしょうか。

つまり「ミニベロ16ロード」という自転車は見た目がそれっぽい形をしているため、ついつい気合を入れて走ってしまいます。しかし、実際のところは、そのような自転車ではなく、のんびり走るための自転車です。その辺のところを私は購入してから今まで勘違いしていました。

自転車の名称に“ロード”が付いていても、あくまでも“ポタリング”のための自転車であり、気合を入れて乗るような自転車ではありません。

私は、タイヤ径が小さい自転車で気合を入れて走るというアンバランス差を楽しんでいましたが、それは根本的に間違っていたということになります。事故って初めてこの「ミニベロ16ロード」がどういう自転車なのかようやく分かりました。

ということで近いうちに「ミニベロ16ロード」は「ミニベロ16」として生まれ変わる予定です。



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