ビアンキLupoDとミニベロ16の駆動系の改造

昨日の「駆動系を交換してみる」の続きです。

まずは作業に疲れて日記を途中まで書いて寝てしまったため、昨夜の作業内容から書きます。


ビアンキLupoDのスプロケットを外して「XT(CS-M770)」と並べてみました。12-25Tと11-32Tですから、さすがに大きさが違いますね。


さっそく嵌めてみると、結構良い感じです。なんかワクワクします。

このまま気分良く、チェーン、リアディレイラーを交換。ハイ側とロー側の調整もして、さて最終調整すれば終わり…

あれ?

なんと、XTリアディレイラー(RD-M772-SGS)には「テンションアジャストボルト」が無い!

なんということか。冷や汗たらり。


「テンションアジャストボルト」とはこういうやつです。(写真はビアンキLupoDに付いているティアグラ)

うーん、ムダな買物をしたか…

なんならミニベロ16を山仕様にしてやろうかと改めて作業再開。(ビアンキLupoDはチェーン以外を元のパーツに戻しました)


車輪に対して、なんと巨大なスプロケットなんでしょう。

シフトレバー(SL-F700)を装着して、ケーブルも通して、XTリアディレイラーをつけて、ハイ側&ロー側の調整をして、シフトレバー側の「テンションアジャストボルト」を調整して完了。

さてと、天地を戻して(ミニベロ16の場合は、いつもひっくり返して作業しています)、最終チェック…


うげげ、なんとリアディレイラーが床に接触するではないか。これではとても走れない。

唖然、呆然、愕然、昨日はここで力尽きました。(ボーとした頭でリアディレイラーを再注文してしまった)

さて、ここからは今日の作業です。

XTリアディレイラーの説明書にはシフトレバー側の「テンションアジャストボルト」を使えと書いてありますが、STIレバーにはそのようなものがありません。でもネット検索してみると「STIレバー側のアジャストボルト云々」と書かれているページがある。だからそれはどこにあるのでしょうか? シマノのサイトからSTIレバーのマニュアルを手に入れてチェックしてみると…

なんとこんなところにありました。

なーんだできるんだ。

となれば再び昨日の作業をやり直しです。

今夜は2時間ほどの作業で…

ビアンキLupoDはこんな風になりました。

いかにも山間地走行仕様ですね。(パーツのグレードとしては2アップです)

そしてブルーノミニベロ16です。(ワイヤーは後日カットします)

ティアグラですから、ちょっと豪華な仕様になりました。(こちらもパーツのグレードとしては2アップでしょうか)

標準ではテンションが強すぎるので、チェーンのコマ数を増やしました。これでチェーンが外れなくなると良いのですが。

というわけで、ビアンキLupoDとミニベロ16の駆動系の改造作業完了です。

改造のためのベース車両として面白いブルーノミニベロ16ですが、今日までに交換したパーツは…
・サドル (軽量化)
・ペダル (軽量化)
・ステム (なんちゃってアヘッド)
・ハンドル+グリップ (フラットバー化)
・ブレーキレバー (フラットバー化)
・シフトレバー (9速化)
・リアディレイラー (9速化)
・チェーン (9速化)

そろそろブルーノミニベロ16の改造ネタも尽きてきたので、新たなベース車両が欲しくなってきました。ターゲットは「ミニベロ20ロードの2010年モデルの白」で、これを“ホワイトベース”と命名して楽しみたいところですが、真剣走り用の軽量ロードも欲しいです。何事もタイミングですので、春ごろには何かのタイミングで4台目を手に入れることは間違いないかと思います。でも、ミニベロ20ロードを買ってしまうと悠遊写輪の「ブルーノ編」がダブり、ビアンキのロードを買ってしまうと「ビアンキ編」がダブッてしまう…



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