角が生えたブロンプトン

いちおう「旅自転車Ver.1」として完成したブロンプトンで11月度の紅葉サイクリングを楽しみましたが、今後の企画モノに対応させるために「旅自転車Ver.2」に進化させることにしました。


「旅自転車Ver.1」のハンドル周りはこのようになっていました。


まだ改良の余地は大いにありますが、「旅自転車Ver.2」はこのような方向性でいきます。

ハンドリングがクイックすぎるのを改善するために使った「ハンドルポジションチェンジャー」でしたが、“多少はマシ”という程度だったため今回は外しました。ブロンプトンの場合は、折り畳みの構造的な問題から、突き出し量を増やすというよりも、ハンドル位置を高くするという役目に結果的になっていました。

今回使用したハンドルは「アキワールド COLOR ALLOY CITY BAR(カラー:ポリッシュ)」で、標準のハンドルサイズに近づけるため、左右とも4cmカットしました。ハンドルだけはブロンプトンらしさが少し戻りましたが…

なんとブロンプトンに角が生えました。

後付けのバーエンドバーは“いかにも”という雰囲気がして見た目が悪くなるので、「エルゴン コンフォートグリップ GC3」を使います。バーエンドバーの部分もグリップになっているため、疲労軽減と滑り止めの効果もあります。このグリップは先端部分も使えるため、“えっちらおっちら立ち漕ぎ”の時に役に立ちそうです。ハンドル位置を低くしたことで、ママチャリポジション風の立ち漕ぎをやりにくくなりましたが、このバーエンドバーを使うことで体を起こすことができます。

勾配15%超えでの“もがきのダンシング”ができなくなりますが、ブロンプトンで激坂をムリに上る必要はないという結論に達したため、勾配12%くらいまで対応可能な“えっちらおっちらダンシング”仕様のハンドル周りとしました。


握る位置が3箇所になったことで、長時間の走行の疲労軽減にもなることを期待。なお、ハンドルキャッチを延長させているため、折り畳みに支障は全くありません。



関連エントリー