Garmin Edge 500の高度上昇値

購入当初から「Garmin Edge 500」の高度上昇と「ルートラボ」の獲得標高の値に結構な差があることを気にしていましたが、いちおう「記録」としては「どれが正しい」とは言えないため「Garmin Edge 500」の値を採用してきました。スマートフォンのアプリの獲得標高に比べたら「Garmin Edge 500」と「ルートラボ」の違いなど誤差の範囲ともいえます。

「Garmin Edge 500」は気圧を元に高度を計算しているため、天候に左右されます。よって「晴天日」かつ「一日の気温の変化が少ない」場合は、ルートラボの値と比べても大げさに騒ぐほどの誤差にはなりません。

晴天日だった『日本一過酷なヒルクライム「ふじあざみライン」』の場合

高度修正 無効 → 2014m
高度修正 有効 → 2087m
ルートラボへインポート → 1961m
人力で走行ルートをトレース → 2000m

しかし、峠をいくつも超えるようなルートを走ると誤差は大きくなるようです。

『奥三河の峠巡りと四谷の千枚田』の場合

高度修正 無効 → 2756m
高度修正 有効 → 5241m
ルートラボへインポート → 2593m ※「轍」で間引き保存
人力で走行ルートをトレース → 3113m

それでは豪雨&雷の中を走った『標高差2400m富士山スカイラインと静岡県縦断耐久ラン』の場合はどうなのか

高度修正 無効 → 2515m
高度修正 有効 → 3678m
ルートラボへインポート → 2457m ※「轍」で間引き保存
人力で走行ルートをトレース → 2514m

不思議なことに「高度修正 無効」と「ルートラボ」の値が殆ど同じ。海抜ゼロmから標高2400mのヒルクライムですから、2400m+αの値になるのが正解。つまり、悪天候だった割には「Garmin Edge 500」は正しそうな値を示しています。

とりあえず「高度修正 有効」は全くアテにならないことは間違いないようですが、「高度修正 無効」と「高度修正 有効」を比べてみて、あまりにも差が大きい場合は「ルートラボ」を人力でトレースさせてみるといいかもしれません。

ジテツウで毎日同じ山間地コースを走っても、高度上昇値が同じ値になったことは一度もありませんが、多目になったり少な目になったりしても平均すれば、それなりに正しそうな値になるような気がするので、私は「Garmin Edge 500 高度修正 無効」の値を採用しています。



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