ROMAの休日「ベンチマーク」

機械式ディスクブレーキの入手が困難な状態にあり、「なぜROMAを選んだのか」を根底から覆されるような雰囲気になりかけましたが、ロード用のディスクブレーキの旧製品「BR-R505」で妥協。


昨日、必要としていたパーツがようやく揃いました。


アンティーコから外したSTIレバー「ST-5700」。ステムはパナモリの標準品。ハンドルはニローネの標準品。


試しに測定してみて発覚。なんとパナモリのステムは軽量モデルだった。これをROMAに使うのはもったいない気がしますが。。。

ニローネの標準品のハンドルはリーチが短いため、ステムを10mm短くすることで、ROMAのトップチューブの長さをチャラにできます。


LupoDにも使われている「BR-R505」ですから調整には慣れています。LupoDのブレーキが壊れたら単純に移植できるというメリットもあります。


アンティーコで使っていたSTIレバー「ST-5700」。引きが重いという印象がありましたが、「RD-5700A」との組み合わせならそれほど気になりません。しかし、FD-4600との相性が悪いのかフロント側はむちゃくちゃ引きが重い。

そしてチェレステカラーのバーテープ。知らない人からすればLupoDとROMA(改)は同じ自転車に見えるかも。

ここまでの作業は3時間30分。

さっそくROMA(改)で「山間地トレーニングコース バージョンA」でベンチマークをやってみます。


いつものスタート地点ですが、スタート直後から激坂が待ち構えています。


上り区間になるセクター1とセクター2が終わったところで水分補給。


ロングダウンヒル区間のセクター3は長いホイールベースの恩恵が大きく、グリグリと回し続けてもLupoDと同様に安定感バツグンです。そして平坦区間のセクター4は下ハンの効果もあり、予想より速いペースで巡航でき、ゴールの天神橋に到着。

区間 ニローネ ROMA(改)
セクター1 20分0秒(157bpm,85rpm) 20分24秒(159bpm,82rpm)
セクター2 17分52秒(159bpm,83rpm) 18分31秒(161bpm,78rpm)
セクター3 8分46秒(140bpm,85rpm) 8分13秒(150bpm,92rpm)
セクター4 20分5秒(157bpm,97rpm) 20分8秒(165bpm,96rpm)
  66分43秒 67分16秒

今シーズンのロードのタイムは「66分43秒」、ROMA(改)のタイムは「67分16秒」。重量差が1.5kg以上あることを考慮すると、ROMA(改)の完成度は非常に高いといえます。


水源公園に立ち寄り、いつものベンチで一休み。「軽いLupoDが欲しい」という要求を満たしてくれたROMA(改)。この先には軽量化という選択肢はありますが、ジテツウトレーニングで使うため、これ以上の軽量化の必要性はありません。ロードがあるので。

距離: 54.76km
高度上昇値: 466m
平均スピード: 25.4km/h
平均心拍: 149bpm
平均バイクケイデンス: 85rpm

フラットバーをドロップハンドルに交換したことで、ロードを走らせる時に使う筋力をROMAでも使えるようになったため、平均ケイデンスがロード並みになっています。



関連エントリー