カナダからの手紙3

今朝は6時起床。昨夜寝たのが0時を過ぎていた割りには早起き。

さっそく風呂に入る。実は昨夜入ろうと思い、バスタブに湯を入れていたらいつのまにか冷たい水しかでなくなっていて諦めていたのである。
つった足をマッサージしながらのんびり湯舟につかる。

風呂から上がりメールのチェック。この時間だと日本は日曜日の夕方か。
娘からのメールはまだこない。ちょっと寂しいかも。

同室のN氏はまだ熟睡中。暇していても仕方がないので朝食にすることにした。
昨日買ったカップ麺に挑戦したが、さすがに“マズイ”。麺が最悪です。
スープは薄味。こちらの人に合わせたのでしょうか。これを日本で売っても誰も買わないでしょう。

TVでサッカーを観戦後、いよいよお出かけです。(時刻は8時30分)
短期滞在の私には今日しか観光のチャンスがありません。
外は雨。しかし、傘を必要とするほどのものでないので、問題無いでしょう。
と思いつつ外に出ると結構降っています(日本人の感覚では)。
こちらの人はちょっとくらいの雨なら傘をささないそうです。
まあ、私も小雨程度なら傘をささないので感覚的には同じか。

観光すると言っても、小さな街ですので観るところがあまりないです。
Yさんの運転で小雨の中出発。
まずは世界的に有名(らしい)「マグネティック・ヒル」。
ここはちょっとした不思議体験ができます。下り坂だと思うと実は上り坂。
いわゆる単なる“目の錯覚”ですが、作り物じゃないところがすばらしい。
私自身は日本のどこかの国道で同じ体験をしているので、「まあ、こんなものかな」という程度ですが、初めて体験する人にとっては超不思議現象でしょうね。理屈は分かっていても、やっぱり不思議。
「日本のどこかの国道」とは違い、周りに生えている木が“目の錯覚”を余計に起こさせる。

街に戻る途中、明日から訪問するM社に立ち寄り外観を見学。思いのほか建物が小さいので驚く。

次に「トーマス・ウイリアムス・ハウス」。
鉄道王トーマスの自宅だった建物です。
ここを探すのにちょっと苦労しました。民家が立ち並ぶ一角にあるとは予想外。観光の案内の看板すらない。外観を眺め、中に入ろうとしたらカギが掛かっていて入れず。(後ほど調べたら営業時間外だった)

最後に「モンクトン博物館」。なんとここも入館できず。

どうやら日曜日の午前中は「教会でお祈り」と決まっているようでどこもお休みか、午後からの営業になっている模様。
商店も早いところで午前11時から営業開始。

結局、「マグネティック・ヒル」しか観ることができなかった。

昼食は昨日購入した巨大なピザをN氏が焼いてくれたので、それを皆で食した。

午後からはフリータイム。TVを観るか、昼寝をするか、散歩するか。
私はN氏を誘って「センテイアル・パーク」へ行くことにした。
宿から約4km、徒歩で行けない距離ではない。

「センテイアル・パーク」は公園らしい公園でした。市民の憩いの場に相応しい場所です。
しばらく、公園を探索した後、池(湖)経由で地元の「駅」に行った。ローカルな街らしく駅もローカル。

夕方、明日からお世話になるOさんと合流して、夕食をビール工場直営店でとった。
(ビール好きにはたまらない店でしょうが、ビールが苦手な私にはちょっと)

それにしても、こちらは日が長いです。午後8時だというのにまだ明るい。


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