喫煙および水分補給

今日、次のような明らかに変だと思える「社内連絡」が配布された。
—– 転記開始 —————————————————-
10月1日より、就業時間中に職場を離れ、喫煙および水分補給を行うことを原則として禁止しています。これは、喫煙による健康阻害の防止(禁煙活動)を全社として推進していくためです。
今後もこの禁煙活動を推進していくため、就業時間中は「禁煙」とします。ただし、所定時間終了後に残業を行う場合の1回のみ、どうしても喫煙・水分補給を希望する場合、「離席中」として喫煙を許可します。
これは、禁煙活動の推進中の暫定的な処置として、11月1日より1ヶ月間実施します。11月の状況を確認し、それ以降の対応を行いますので、ご理解・ご協力をお願いすると共に全員への周知徹底ならびに指導をお願いします。
—– 転記ここまで ————————————————
まずは「喫煙による健康阻害の防止」は分かる。たしかにその通りだ。ところが「喫煙および水分補給を行うことを原則として禁止しています」が明らかにおかしい。ここでなぜ「水分補給」が出てくるのだ。喫煙と水分補給の因果関係は何?
これはどう考えても喫煙族が「タバコがダメならコーヒーもダメにしろ」と騒いだに違いない。つまらない騒ぎを起こしたことで「全部ダメ」になったのだろう。これでは「喫煙による健康阻害の防止」が目的ではなく、「小休憩」を全面的に禁止にしただけだ。アホくさ。

午後の5時間、いっさいの休憩を許さない会社、こんな酷い仕打ちが許されるのだろうか。せこい事をするから生産性がガタ落ちして、かえって会社に損失が出ていることを知らないのか。これを決めたエライさんたちは。
これは10月1日から続けられているくだらない社内規定だ。
そして本日「補足」が追加された。
—– 転記開始 —————————————————-
所定時間終了後、管理者・監督者の許可を得て職場を離れて喫煙・水分補給をする者は「離席中」と表示したプレートを胸部につけます。所定の用紙に、氏名と時間を記入し、離席中の残業時間は、「無給」とする。
—– 転記ここまで ————————————————
喫煙を必死に我慢して定時後、プカプカ吸い出す人達で喫煙ルームが溢れかえったのであろう。私は吸わないからどんな状況なのか知らない。
つまりは、9~12時の我慢を昼食時に一気に爆発。そして13~18時の我慢を18時に爆発。いわゆる「まとめ吸い」をするわけですね。これこそ健康を害すると思うがこの際どうでも良い。問題なのは18時以降は「残業時間」になるわけで、「タバコをプカプカ吸っている時間」にも残業手当を払うわけだ。それに気がついた誰かがきっと「それはおかしい」と騒いだのだろう。そもそもこのくだらない社内規定自体がおかしいのに、それには触れず「残業代カット」となる。ほんとアホくさ。
「無給」にするのならば9~18時の間いつでも小休憩をしても良いのでは?と誰もが思うハズ。小休憩した分、18時以降も働けば良いのだ。
昼食休憩を30分にして、午前に15分、午後に15分、それぞれ1回ずつ小休憩を取るようにすれば誰も損はしない。昼食休憩がどうしても60分欲しいならば2回の小休憩分の30分をカバーするため18時30分まで働けば良い。アイデアなどいくらでもある。もっと真面目に考えてくれエライさんたちよ。

社員を大切にしない会社などに未来は無い!


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