今日は「IT Trend 2006」

日経BP社主催のイベントの中でも特に堅い内容のイベントである「IT Trend 2006」に参加。

ターゲットが中小中堅企業の“CIO”ということもあってか、特別に堅い内容であったような気がする。

朝5時起きということもあり、睡魔との闘いである。時々意識がなくなった………。

基調講演、セッション1~7、特別講演

全部で9個という長丁場であったが、全体的に正直言ってつまらない内容であった。

私の周りの皆さんも、かなりの高確率で睡魔との闘いだったようです。

ITベンダーの中でも特に大きい企業の経営者クラスの方々のお話であるからして、プログラムを見る限り“期待大”なのですが、あれもこれもと主催者側が欲張り過ぎたことが要因なのか各セッションの時間配分が短すぎます。

セッション1~7については、結局何が言いたいのか分からなかった。全体的にポイントが不明瞭です。

冒頭の基調講演、セコムの木村会長のお話にグサッと来た人が多いのでは?(経営者クラスには)

世の中の変化に対応できなければ生き残れない。だから変化に対応するために努力する。

などというのは当たり前、変化を起こさせる側の企業にならなければ発展はない。

締めの特別講演、川崎汽船の久保島常務のCIO論を聴いて「俺だって」と思った人はどのくらい居たでしょうか。

もし私の勤務先の管理監督者が聴いていたとしても、間違いなく「俺だって」などと思う人は皆無であろう。

経営陣がシステム部門に要求する事柄には大きな矛盾があるため、絶対的な気持ちの強さを持つ人間がシステム部門のトップに立たない限り上手く行きません。

それだけ久保島常務は気持ちの強さを持つ人なんだろう、と思うしかない自分が哀しかった。


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