九州旅行2003

久しぶりの旅行ですが、写真をたくさん撮らなきゃという思いと撮っている余裕があるのか心配という両面から、どのカメラを持っていくべきなのか随分悩みました。

「団体のバスツアーであるが観光地では比較的に余裕を持ったスケジュールが組まれている」

撮影をどうしようか判断に困るツアーであることには間違い無い。

立ち寄る観光スポットは
・海遊館
・神戸港からの夜景
・吉野ヶ里歴史公園
・イルカウォッチング
・雲仙
・ハウステンボス
である。

「イルカウォッチング」ならばFZ1に決まるが、「神戸港からの夜景」や「ハウステンボス」を撮るのならE-20で決まり。

E-20にテレコンを付けて「イルカウォッチング」も撮ればいいと決断した時点でE-20を持っていくことにした。

そして、娘も写真を撮るのでC-2をバックアップを兼ねて持っていくことにした。

ところがこのC-2が大活躍するとは、、、、、

C2でちょい撮り「九州旅行」
行きの電車から撮影(C-2)

C2でちょい撮り「九州旅行」
海遊館(C-2 娘が撮影)

C2でちょい撮り「九州旅行」
なにわ食いしんぼ横丁(E-20)

C2でちょい撮り「九州旅行」
フェリーから神戸港を眺める(E-20)

C2でちょい撮り「九州旅行」
吉野ヶ里歴史公園(C-2 娘が撮影)

C2でちょい撮り「九州旅行」
イルカウォッチング(C-2 娘が撮影)

C2でちょい撮り「九州旅行」
ハウステンボス(C-2)

C2でちょい撮り「九州旅行」
人もまだら(C-2)

C2でちょい撮り「九州旅行」
ようやく雨が上がる(E-20)

■ 2003/07/27 (日)

旅行初日の目玉は「海遊館」です。

あの有名なジンベエザメに会えるかと思うとワクワク。

名古屋駅でツアーバスに乗車、ひたすら大阪へ向かいます。日頃の疲れからウトウトしていると、あっという間に大阪に到着。

さてさて話題の「海遊館」はどんな所だろうと予習もせずにやってきましたが、感想としては「ジンベエザメだけじゃん」です。単なる水族館じゃないけど、建物の中央にドデカイ水槽があってそれを眺めながらグルグルと散歩する。ただそれだけのこと。イベントらしきものはなし。はっきり言って退屈です。

時間が随分と余ってしまったので、「天保山大観覧車」に乗ってみました。ここからの景色はグッドです。夜景が観られる時間帯なら最高かもしれません。

「なにわ食いしんぼ横丁」のわざとらしいレトロさは意外に楽しいです。ここで名物のたこ焼きを食べてみましたが、これが最高の味なのかどうか私には分かりませんでした。毎日おやつ代わりに食べる関西人なら違いが分かるのかもしれませんが。

夜8時、いよいよフェリーで九州へ向かう。

■ 2003/07/28 (月)

二日目の目玉は「イルカウォッチング」です。

九州上陸後、西鉄観光バスでひたすら長崎県南高来郡口之津町へ目指します。

途中「吉野ヶ里歴史公園」によって弥生時代を少し勉強。

時間の関係上、グルッと急いで見学しておしまいだったのは、ツアーゆえの宿命でしょうか。妙に中国人やら韓国人が多くて変な雰囲気でした。

午後、ようやく口之津町へ到着。

私が今回のツアーに一番期待していたのはこの「イルカウォッチング」です。これが無ければ他のツアーにしていたかもしれません。というのも大阪からのフェリーにしろ、吉野ヶ里歴史公園、今日の夕方の訪問地、そして明日の訪問地、すべて私は体験済みなのですから。子供が選んだこのツアー、随分悩みましたが「野生のイルカウォッチングか、楽しそうだな」と決めたわけです。

野生のイルカを必死に激写するが、めちゃめちゃ難しいです。どこから現れどこへ向かうのか全く検討がつかず、もう大変。でも野生のイルカを見る機会はまず無いので、参加者一同大感激でした。子供達はおおはしゃぎ、パパさんたちはカメラおやじに変身、そしてママさんたちはビデオママに大変身。一番盛り上がった観光地だったと思います。

夕方は「道の駅みずなし本陣ふかえ」で被災した家屋を見学。

そして雲仙温泉へ。

■ 2003/07/29 (火)

最終日の目玉は「ハウステンボス」です。

朝から雲行きが怪しかったわけですが、「ハウステンボス」に到着する頃にはものすごいどしゃ降り状態。「傘、持ってないよ~」と嘆くが持参しない方が悪いらしい。「ハウステンボス」の入場口のインフォメーションで傘をゲット。でも2本で2100円の出費。コンビニ傘なら捨てて帰るけど、これならモノが良さそうだから家まで持ち帰ることにした。

今回のツアーに持っていくカメラを最後の最後まで悩んだ挙げ句、「ハウステンボス」を撮影するためにE-20と撮影装備一式にしたわけであるが、雨ではE -20の活躍の場はほとんど無く、子供に持たせていたC-2でほとんど撮るというありさまである。これは虚しすぎる展開である。イルカを撮るのならFZ1 の方が有利であったのだが、望遠が必要ならE-20+テレコンで代用が利くことと、フェリーからの夜景撮影ならE-20が断然有利ということでFZ1を諦め、E-20を選択したのである。

ということで雨のため、撮影はそこそこに場内施設を時間内に周れるだけ周ることにしたが、添乗員さんがハウステンボスで宿泊しない限りほとんど周れないと言っていたように滞在時間が5時間でもぜんぜん足らなかった。

夕方、福岡空港へ向かう途中にある「明太子工場」で“工場見学”があったのだが、「どこが工場見学なんだ~」と子供騙しのようなイベントがあった。土産屋に明太子工場が併設されているのただが、土産屋の責任者らしき人が「明太子の作り方」のスーパーダイジェスト版を土産屋の入り口付近で写真説明してくれて終り。添乗員さんの「みんな~、明太子の作り方、わかったかな~」、大人たちは苦笑い、子供たちは「はーい」と元気がいい返事。

そうなのです。今回のツアーは子供のための体験学習ツアーなのです。よって主役は子供たちなのです。観光地も全て「学習」ができるところが選ばれています。大人は「保護者」としての付き添いみたいなもの。よって子供たちが喜んでくれたらそれでこのツアーは大成功なのです。

さて全日空で名古屋へ向かう。

機内でポケモン映画が上映されて終り良ければ全て良しということで、今回のツアーは無事完了です。


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