二泊三日で関西遠征の峠巡りのハズが

7月の3連休の当初の予定は「静岡遠征」でしたが、天候が読めなかったため、宿の確保をギリギリまで遅らせていたら、なんと初日の宿の確保が不可能になってしまいました。あれこれ走行ルートの変更を検討してみても、どうしても落としどころが見つかりません。

そこで、急きょ「関西遠征」に変更。

関西遠征の最大の目的が「暗峠」。まずは3日間のどこに「暗峠」を持ってくるのか。そして、残り2日間の「ヒルクライム」または「峠巡り」をどこにするのか…

あれこれ検討した結果、「暗峠」「高野山」「吉野山」に決定。初日の宿を「暗峠」に近くに確保。そして二日目は高野山のお寺(宿坊)を確保。高野山で宿泊することで二日目と三日目の走行ルートを変更しやすくなります。

7月16日

4時起床で5時スタート。近くのGSでガソリン満タンにしてイザ関西へ。

伊勢湾岸道は快調快適そのもので「やっぱり5時スタートなら快調に進むなぁ」と思いましたが、東名阪道が「四日市→亀山」で事故渋滞。ここで15分ほどのタイムロス。

亀山から名阪国道を走りますが、なぜか大型車が高速道路より飛ばしています。なぜなんでしょう。最近は妙に高速道路を70~80km/hで走る大型車が多いのに、名阪国道は高速道路ではないのにバスですら飛ばしています。捕まりたくないので私はゆっくり走ります。

ところがゆっくり走ると眠気が襲ってくるため「針TRS」で小休憩。缶コーヒーを飲んでから西名阪自動車道を進み、7時40分過ぎ、ようやく道の駅「大和路へぐり」に到着。思っていたよりは時間が掛かりました。

相変わらず4時起床はキツイです。一日中頭がボッーとします。夕方5時にホテルにチェックイン。ちなみにギリギリになって確保した宿でいわゆる“妥協モノ”ですので、奈良市内から離れているのに「朝食なしで7300円」という割高。

7月17日

5時起床で5時30分スタート。ナビの案内に従ってひたすら車を走らせますが、土地勘がない地区だとどこを走っているのかさっぱり分かりません。ようやく高野山の麓に到着したかと思えば、国道370号は「山奥の峠越えコース」のような雰囲気で、バイクや車で“攻める”には楽しい道路であることには間違いないのですが、交通量と道路状況からして自転車で“ヒルクライム”をやろうという雰囲気ではありません。昼間は観光バスも通るらしいので、“ヒルクライム”をやるのならば観光シーズンを外すべきでしょうね。

7月18日

午前2時ごろ、“土砂降り”の音で目覚めてしまいました。なんと和歌山県は既に大雨状態。4時に再び目覚めるとやはり大雨。ここで3日目の予定を再検討。小雨なら近場の峠巡りをしようか、多少の雨なら吉野山の観光だけしようか…

6時少し前に起床。サッカーで気分が盛り上がる。

7時、宿坊体験ということで「朝のおつとめ」に参加。お経を聴きながらも、やはり天候が気になり、あれこれ走行ルートを妄想。

7時30分、精進料理を美味しくいただきました。しかし、雨が止む気配はありません。止むどころかさらに強くなってきました。この時点で「今日はこのまま帰るか」と決定。朝の番組を見ながらゆっくりと支度をして8時30分ごろ自宅目指してスタート。

和歌山は大雨、奈良は雨、三重は小雨、そして愛知は晴という「なんだかなぁ」という中を4時間も掛かって帰宅。

大阪と和歌山の県境に楽しそうな峠が複数あるので、そこを走ってみたい。そして今回走ることができなかった吉野山周辺も含めて、来月にも再び関西遠征をしようかな。


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