2003年8月7日

FZ1の液晶ファインダー

先日のGT選手権でFZ1をいろいろと試して収穫もそれなりにありました。良いこともあれば悪いこともあるわけで、どうしても気になる欠点が「FZ1の液晶ファインダーが非常に見辛い」です。

E-20とFZ1を首からぶら下げて、交互に撮ってみると違いがよーく分かりました。

FZ1の液晶ファインダー

今までは「交互に撮る」なんていうことはなく、被写体によって使い分けていました。FZ1を使うときは殆どを液晶モニターで撮っていたこともあり、液晶ファインダーの見辛さがストレスになるほどの見辛さと感じることはありませんでした。

7月の「ソフトボール」の時にはFZ1で終始撮影していたことと、休む暇も無くひたすら撮っていたこともあり、見辛さを気にする余裕すらありませんでしたが、GT選手権の場合はファインダーを覗いてじっくり撮ることができたので、液晶ファインダーの見辛さが非常に気になりました。

FZ1で撮った後にすぐにE-20のファインダーを覗くとまるで別世界。E-20がものすごく高級機種に思えてきます。

液晶ファインダー、正式には“電子ビューファインダー(EVF)”なるものに私は非常に違和感を覚えます。ビデオカメラを使っている人なら液晶ファインダーというものに対して偏見も違和感もないかもしれませんが、銀塩一眼レフカメラを使っていた人にとっては耐えがたきモノだと私は思う。

そして、はっきりいってFZ1のファインダーは小さすぎます。

コンパクトカメラらしく液晶モニターで撮っている間はいいのですが、望遠側だとそれはキツイ。望遠側で撮影する場合は、液晶ファインダーを覗くことになるのですが、望遠側だからこそファインダーの良し悪しが重要になってくるのに、こんな小さなファインダーではストレスが溜まってしまう。

まっ、長時間の撮影なんかしなければ関係ない話なのですが‥‥