2018年10月30日

「E-M5 MarkII」の連写可能枚数は向上するのか

ミツバチや熊蜂のホバーリングを撮るには「瞬間を捉える」または「ひたすら連写」のどちらかです。連写機能が弱かった時代のデジカメなら前者ですが、今どきのデジカメなら後者でしょうか。

苦も無く簡単に撮るための理想的な機材は「OM-D E-M1 Mark II」です。

・AF/AE追従で約18コマ/秒
・プロキャプチャーモード

超初心者でも少し練習するだけでミツバチのホバーリングを撮ることは可能になります。(※構図などを無視すれば)

野球のバッティングシーンを狙う時も「OM-D E-M1 Mark II」なら非常に楽ができると思います。その他いろいろと進化を遂げた「OM-D E-M1 Mark II」には非常に興味がありますが、まだ「写真撮影がメイン」に完全に戻ったわけではないため、もうしばらく我慢します。

うちの娘が野球撮影のために「OM-D E-M1 Mark II」を買いましたが、機械に頼ってはダメだとかで「プロキャプチャーモード」を使いません。確かに電子シャッターによる弊害もあるため万能とはいえません。

「E-M5 MarkII」でミツバチを狙って連写攻撃していると途中で連写が遅くなって、ホバーリングのタイミングを外すことが度々あります。いちおう「高速なSDカード」を使っているわけですが、もう少し書き込み速度が速そうなSDカードが必要でしょうか。

「EOS 6D MarkII」なら、ほぼ無限連写ができますが、途中で飽きて連写を止めるため実際に何枚撮れるのか分かりません。無駄打ちはシャッターユニットの寿命を縮めるため、「EOS 6D MarkII」は連写が要らない被写体相手に使います。

トランセンド SDXCカード 64GB Class10 UHS-I U3対応 U3シリーズ
読出し95MB/s、書込み60MB/s

サンディスク Extreme Pro SDXC 64GB UHS-I U3 V30対応 R:95MB/s
読出し95MB/s、書込み90MB/s

「サンディスク Extreme Pro SDXC」は「EOS 6D MarkII」でも使っているため、これで連写可能枚数は向上するはず…

ということでテストしました。

撮影条件
連写H(最高10.0コマ/秒)
S-AF
Mモード
1/60秒
f4.0
ISO200
JPGラージファイン

テストの度にSDカードを初期化させ、連写速度が遅くなった時点で終了して、カウント数をチェック。意外なことにどちらのSDカードも38枚目あたりで遅くなります。よって高速の連写可能枚数は36枚か37枚です。残念ながら書き込みが速いはずの「Extreme Pro SDXC」に交換しても何も改善されませんでした。

「EOS 6D MarkII」の連写が遅くならない理由は「最高6.5コマ/秒」だからです。「E-M5 MarkII」も「連写L(最高5.0コマ/秒)」なら遅くならずにいつまでも連写が可能ですが、「5.0コマ/秒」では足りない場合があるため、悩みどころです。

「E-M5 MarkII」を購入して、すぐに「EOS 6D MarkII」を購入した後だけに、さらに「E-M1 Mark II」もというわけにはいかないため、狙うなら噂の「オリンパス100周年記念モデル」でしょうか。