2019年7月18日

勢いで「E 50mm F1.8 OSS」も購入

7月15日

「E18-135mm F3.5-5.6 OSS」の写りが便利ズームの範疇にしかなく少しばかり落胆した時に思い付きで「SIGMA マウントコンバーター MC-11」をポチッしました。さらなるポチッは「EF50mmF1.4USM」が使えるのか確かめてからにすればいいのに、仕事が忙しくて旅に出れないストレスからなのか、なんとなくポチッしたものが届きました。

それが届く前に猫カフェで「EF50mmF1.4USM」が使えることが分かったため今さら感はあるのですが、純正品ならではメリットがあるはずです。


ということで「E 50mm F1.8 OSS」です。8%offクーポンが使えて、さらにポイントもそれなりについたため実質21000円弱です。お試し価格みたいなものですので、最初から大きな期待を持つ必要はありません。


左が「EF50mmF1.4USM + MC-11」、右が「E 50mm F1.8 OSS」です。「F1.4」と「F1.8」の違いは太さにきます。


「F1.8」でも、オリンパスのレンズに比べて妙に大きい理由は「手振れ補正」でしょうか。オリンパスのF1.8シリーズはどれも小さいです。


「E 50mm F1.8 OSS」は「ギリギリまで大きくしたのでは?」と思えるほどフードが大きいです。

さて、雨が降ったり止んだりと不安定な1日ですので、ウォーキング拡大版コースをひたすら歩くことにしました。

開放絞りがどこまで使えるのか確かめるのが目的ですので、遠景の撮影を除いて絞りは「f1.8」です。


f/1.8,1/1250秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離50mm

最短撮影距離は39cmですので、寄れるのはこの辺りまでです。ポートレート用途の換算75mmのレンズですので、マクロの能力はあまり必要としないかも。


f/1.8,1/1600秒,ISO100,焦点距離50mm

焦点距離50mmの絞りf1.8だと、ここまで背景がボケます。


f/1.8,1/1000秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離50mm

ここの描写はオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が遥かに勝ります。


f/1.8,1/640秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離50mm

こちらも「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が遥かに勝ります。


f/1.8,1/2000秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離50mm

オリンパス機はホワイトバランスがおかしくなることがありますが、ここではα6400が完全に勝っています。


f/1.8,1/4000秒,ISO100,-0.7露出補正,焦点距離50mm

「E18-135mm F3.5-5.6 OSS」では「なんじゃこりゃ」でしたが、「E 50mm F1.8 OSS」ならピントがビシッと決まり切れも出てきます。


f/8,1/125秒,ISO100,焦点距離50mm

引きの写真は絞りf8で撮ります。


等倍切り出し。

これJPEG撮って出しの等倍切り出しです。いやはや凄いことです。


f/1.8,1/2500秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離50mm

蓮の最後はこうなります。この状態になるまで見に行く人はいないかもしれませんが、この後はレンコンとして収穫されます。


f/1.8,1/3200秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離50mm

今シーズンの「蓮の花と名鉄の列車」の見納めです。


f/1.8,1/1600秒,ISO100,焦点距離50mm

「E 50mm F1.8 OSS」を使う時は微妙に合いにくい被写体でも、「E 50mm F1.8 OSS」ならAFを信じることができます。ここは純正品ゆえのアドバンテージです。


f/1.8,1/1250秒,ISO100,焦点距離50mm

面白いことに動物瞳AFが反応しました。


f/8,1/100秒,ISO100,焦点距離50mm

再び引きの写真です。


等倍切り出し。

写りが良い「TAMRON 35-150mm」より解像感があります。


等倍切り出し。

端も歪みが見られません。


f/1.8,1/800秒,ISO100,焦点距離50mm

「E18-135mm」にはガッカリさせられたヒマワリにも全く問題ない写りです。


f/1.8,1/2000秒,ISO100,焦点距離50mm

レンズ性能が試される被写体。


等倍切り出し。

開放絞りから使えるレンズであることが分かります。


f/1.8,1/800秒,ISO100,焦点距離50mm

さてラストはこれです。


等倍切り出し。

被写界深度の浅さが良く分かります。ピント位置から手前に来るにつれてなだらかにボケてくれます。

とても約25000円のレンズとは思えない写りをする「E 50mm F1.8 OSS」は超お買い得です。

とりあえず「E18-135mm F3.5-5.6 OSS」を「α6400」の常用レンズにしておいて、ここぞという時に「E 50mm F1.8 OSS」を使うと良いかもしれません。