2019年9月17日

猫カフェ第二弾で「E 50mm F1.8 OSS」を試す

猫カフェ第一弾では「E18-135mm F3.5-5.6 OSS」と「EF50mmF1.4USM」を使いました。便利ズームは確かに便利ですが、開放絞りが「F3.5-5.6」ということもあって、ISO感度が高まってしまい、高感度に弱いα6400で屋内撮影は厳しいかなという印象でした。「SIGMA MC-11 + EF50mmF1.4USM」はさすがに明るい単焦点らしい写りをしますが、AFが遅く、さらに手振れ補正がないため、屋内撮影での使い勝手に難ありです。

猫カフェでα6400の動物瞳AFを試す ※豊田市の『猫家ねこ玉』

勢いだけで購入して出番が無かった「E 50mm F1.8 OSS」で猫カフェの猫ちゃんたちを激写することにしました。

今回の猫カフェは名古屋市緑区の『めおまるけ』さんです。住宅地の中の普通の一軒家を改装した保護猫カフェで、駐車場が少ないためオープン時間に伺いました。


最初に説明をお聞きする部屋の本棚にぬいぐるみのように横たわっている猫ちゃん。この子は微動だにせずに目だけを少し動かす程度ですので、最初はぬいぐるみが置いてあるのかと思っていました。


出入口側の壁に作られた棚で寝ている猫ちゃん。この子も全く動きません。まるで置物のように気配を消して人間を観察しています。この子は1時間後もここにいました。


一通りの説明の後、猫ちゃんたちとの触れ合いタイムです。眼光鋭い猫ちゃん。


もうちょっと寝かせて欲しいという雰囲気でしょうか。


日向ぼっこというよりは外の様子が気になる猫ちゃん。


猫ちゃんは狭いところが好きです。


見返り美人の構図で「何?」


明るい単焦点レンズならではの写りです。


猫撮影機らしくとても快適に撮り続けることができます。ひたすら連写していると必ず目線をくれますが、このような表情も良いですね。


少し離れた場所から様子を伺っている猫ちゃん。


猫ちゃんたちにはそれぞれ「自分の居場所」があるようで、この子はずっとここにいます。


この黒猫ちゃんもずっとここです。


全く動かない猫ちゃんもいれば、動き回る猫ちゃんもいて、この子は遊ぶのが好きみたいです。


年配の白い猫は部屋の真ん中で鎮座して動きません。


明るい単焦点レンズの場合、僅かなピントのずれも気になるため、猫瞳AFは必須です。猫瞳AFが無ければ撮るのに苦労してそれがストレスになってしまいます。


この子が一番あちこち動きまわって見ているだけで楽しくなってきます。


窓の外を眺めていた猫ちゃんですが、連写攻撃に気が付いてこちらをガン見しています。


子猫ちゃんは狭いところから人間観察。


“普通の家”で飼われている猫という雰囲気で撮ることができる点がお気に入りです。


「そんなものには興味ないよ」と全く相手にしません。


相変わらず、畳に腹ばいになっていて動かない白猫ちゃん。


この子はここが定位置らしく、ずっとここにいます。


人間の相手をするのも疲れるなぁ。


40分程経過したころにようやくグレーの猫ちゃんが動き出しました。人間に長期間飼われていたこともあって、他の猫ちゃんたちとは馴染めていないそうです。


1時間近くたつと、猫ちゃんたちは「もういいでしょ」という雰囲気で、それぞれ自分の定位置からあまり動かなくなりました。この子はここがお気に入りみたいです。


いつの間には自分の寝床に戻っています。


この子もそろそろお休みタイムでしょうか。


この日差しが強いカットはRAW現像でなんとかしました。


この高い場所でお休みタイム


加減をしっている大人がちょっかい出しても猫ちゃんが反撃することはありませんが、遠慮がない子供たちには猫ちゃんも嫌がるのか反撃していたようです。


そろそろお開きですね。いっぱい撮らせてくれてありがとう。α6400で撮った枚数は2308枚でした。

広角側をカバーさせるために「OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII シルバー + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」も少し使いました。


換算40mm。


これは換算80mmですので、単純に写りの比較ができます。「α6400 + E 50mm F1.8 OSS」に比べると良い雰囲気です。AFポイントを自分で合わせる必要があるため、猫ちゃんたちを激写というわけにはいきません。


換算46mm。こちらも良い写りをしています。オリンパス機に動物瞳AFを早く搭載して欲しいものです。