2019年10月14日

「EOS 6D MarkII + α6400」になるα7IIIを購入

選択肢が多すぎるのが問題なのか、ただ単に物欲に任せて爆買いしているだけなのか、デジカメ遊び第二章の2年目になっても機材が増えます。

写りと携帯性のバランスの良さからオリンパス機を選択してレンズをいろいろ買ったともあり、「オリンパス機で2台体制をしたい」で「E-M5 MarkII」のブラックとシルバーを購入。「フルサイズ機が欲しい」で「EOS 6D MarkII」を購入、「猫撮りのために動物瞳AFが欲しい」で「α6400」を購入。

デジカメ遊び第二章では使わなくなる可能性が高くなった時点で機材を売却しているため、現時点では「E-M5 MarkII ブラック」、「E-M5 MarkII シルバー」、「EOS 6D MarkII」、「α6400」の4台を適材適所という名目で使っています。

3メーカー体制で一番問題になるのがレンズです。オリンパス機でできないことを「EOS 6D MarkIIと「α6400」に任せるわけですが、「何を撮りにいくのか」、「撮影スタイルはどうなのか」、「移動手段は何なのか」で機材が変わるため、どこかで妥協することになります。

妥協しない場合は「E-M5 MarkII シルバー」、「EOS 6D MarkII」、「α6400」を持っていく必要がありますが、現実的にはそれは不可能。

9月の撮影旅行の撮影スタイルに猫島を加えようとするなら、「α6400」にもっと良いレンズを使いたくなります。

価格差がありすぎますが、できれば「FE 24-105mm F4 G OSS」、最低限で「E PZ 18-105mm F4 G OSS」の二者択一。前者なら写りも画角も「EOS 6D MarkII + 35-150mm」とほぼ同じになるはず。後者の場合は買って実際に試さなければ全く分かりません。外れを引きたくなければ「FE 24-105mm F4 G OSS」ですが、実売価格が約15万円です。「α6400」は携帯性を活かしてこそ意味があるボディなのに重量級のレンズを選ぶというのはどうなんだろう。

何度も検討してきたフルサイズ機α7IIIなら動物瞳AFが搭載されているではないか。

問題は「これ以上ボディを増やしてどうする」です。「とりあえず買っておいて、しばらくしてから出番が激減したボディを売却すればいいか」がいつものパターンですが、デジカメの場合、この「しばらくしてから」が曲者で、あっという間に某カメラ店での買取価格が下がっていきます。

さてさてどうしようか…

と悶々としていると、娘が「明るい単焦点を使いたいので『EOS R』を買おうかな」と言っていたので「中途半端な『EOS R』はやめておけ」とアドバイス。娘もオリンパス機がメインで私より高級なレンズをたくさん持っています。「それはやめておけ、どうしてもならフルサイズ機を買えばいい」という助言を聞かず「25mmF1.2PRO」まで買ってしまうほどです。

ポートレートでの写りに拘るなら「フルサイズ機 + 明るい単焦点」しかありません。娘も自分で試してみたい性分だから「やっぱり」となったようです。

『EOS R』を買うならボディ側に手振れ補正が搭載されてからです。それまでは待ちです。急ぐ人はαを買えば良いのです。娘がαを選ばない理由は「緑」の色味です。そこはネイチャー系に強いオリンパス機のようにはいきません。

「だったら『EOS 6D MarkII』を使う?」という話になって、「EOS 6D MarkII」を使いながらレンズを揃えていき、「EOS R」の進化版が出たときに買えばいいかと娘のストーリーが完成。

ちょっと使うだけなら機材の貸し借りは可能ですが、酷使する場合の機材の貸し借りはしません。娘も稼ぎがそこそこあるので、娘が相場価格を調べてくれてWinWinで売買を成約。

「EOS 6D MarkII ボディ + EF50mm F1.4 USM」で12万円。こちらはキタムラ価格で新品なら約23万円です。私が買った時は大手電器店がどこもYahooショップの爆買いセール期間だったため大量にポイントがついたため実質19万円。(※ポイントの上限があることを知らないなかったため上手く買えばもっと得したはず)

「α6400」を残すと「α6400をサブ機で使えば良いか」と余計なレンズが欲しくなるので、余計なものを買わないために、「α6400」を下取りに出して「α7III」を購入します。

店頭在庫の有無を確認してからキタムラ某店へ出向きました。

TX2を買った時は「ネットと同じ価格です」と言われたため、ネットだと「何でも下取り1万円」があり、それように「E-510」を準備。


ところが、α7IIIについては店舗ごとに価格が違うのか某店ではネット価格より1万円ちょっと安い216040円。

ならば「α6400」の下取り価格は…


「α6400 + E18-135mm」が89800円。「E 50mm F1.8 OSS」が14300円です。キタムラでの新品の販売価格は前者が148320円、後者が26430円ですので、普通なら「え~買ったばかりなのに…」となりますが、今回は思わず「ありがとうございます」です。

前者がポイント還元とキャッシュバックで実質97579円。後者はクーポン使いさらにポイント還元で実質20770円。

差し引き14249円で3か月間遊べたということになります。テスト以外の実践は猫島1回、猫カフェ2回ですが。

「α7III ボディ」が216040円。
「EOS 6D MarkII ボディ + EF50mm F1.4 USM」で120000円。
「α6400 + E18-135mm +E 50mm F1.8 OSS」で104100円。
8060円おつり?
いえいえ「α7III」用に50mm単焦点レンズを買いなおす必要があるので…


初期動作確認を兼ねて、鞍ヶ池公園へ直行しました。箱から出して、α6400の時と同じように設定して、すぐに撮影。

全てJPEG撮って出しです。


この場合は動物瞳AFが効きません。α6400だと効いていたような気がしますが…


「E18-135mm」に比べたら「35-150mm」は写りが良いです。


この距離でも動物瞳AFが効きます。α7IIIとα6400では微妙にアルゴリズムが違うのでしょうか。


ここでは液晶画面をタッチしてAFポイントを決めます。


濃厚な雰囲気が良い感じです。


明暗さが大きくても大丈夫。


α6400なら動物瞳AFが効くケースですがα7IIIでは上手くいきません。

動き回る動物相手なら「AF-C」で動物瞳AFを使いますが、何かの条件があるのかなぜかハングアップするときがあります。僅か十数分の撮影で5回ほどハングアップしました。シグマのマウントアダプターは「TAMRON 35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」を動作保証していないため使えるだけラッキーということかもしれませんが、シャッターチャンスを逃す可能性はあります。


ここでは動物瞳AFが効きます。


「花と昆虫 その1」50%リサイズです。


「花と昆虫 その2」25%リサイズです。

分かっていたことですが、やはりカシャカシャ撮るのが楽しいのは「EOS 6D MarkII」です。車のMTとATみたいなもので、走らせて楽しいのはMTであっても実用性が高いのはAT。現在のデジタルカメラはそれと同じです。

ミラーレスでもフルサイズ機、APS-C機、マイクロフォーサーズ機ではシャッターの心地よさが違います。フルサイズデジタル一眼レフまではいきませんが、フルサイズミラーレス機のシャッター音にはカメラらしさを感じます。


「EOS 6D MarkII + α6400 = α7III」


休憩中にモバイルバッテリーで充電できるので何気に便利です。

ボディが少し軽くなりましたが、「TAMRON 35-150mm」が重いため「軽くなった」という印象は殆どありません。

帰宅後「レンズどうしようかな」とカタログを眺めてしまいますが、35-150mmを使うためにα7IIIにしたのにレンズも交換となると「なんのこっちゃ」ですね。