2020年1月10日

「PowerShot G1 X Mark II」のテレ端の描写を確認

初期動作確認で気になった点は「テレ端の描写が酷すぎる」です。ワイド端は絞り開放でも良い写りをしますが、テレ端はモヤっとしてまるでフォギーフィルターを使っているかのような状態です。

そこで、今回は「ISO感度は400に固定」「三脚を使う」「セルフタイマーを使う」で絞りを段階的に変えて撮ってみます。

※小さくリサイズしてしまうと描写力が分かりにくいため、サムネイル画像をクリックすると大き目の写真が表示されるようにしてあります。


等倍切り出し。あえて花などをホワッと撮りたい時に使えそうですが、通常は実用的ではありません。


等倍切り出し。一段絞るだけでシャキッとしてきます。


等倍切り出し。二段絞るとほぼ完ぺきですが、f/5.6にするかf/8.0にするのかは背景をどこまでボカすのかという使い分けで良さそうです。とりあえずテレ端でもf/5.6にしておけばOKという雰囲気です。

f/13まで絞ると大型センサーのメリットがなくなります。

f/16まで絞ってみましたが、大型センサーの割に画素数が少ない「PowerShot G1 X Mark II」なら問題なさそうです。

絞り過ぎるのは良くないという話はこちらのページが詳しいです。
絞り込みすぎには注意 小絞りぼけ-カメラ・デジカメの撮り方・テクニック集

「PowerShot G1 X Mark II は1.5型センサーなのに約1,280万画素しかない」という点は逆にメリットになっていそうです。