2020年6月29日

2時間半の撮影散歩で「SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII APS-C用(Xマウント)」を試す

6月26日


昨日までの天気予報では今日は朝から雨のはずでしたが、6時過ぎに外に出てみると何故か晴天です。


雨雲レーダーをチェックすると午前11時までは雨の心配がないらしいので、7時40分出発でロングコースを歩きながら試し撮りしていきます。

実売価格が約3万円という魚眼レンズとしては格安なレンズですので、写りはどうなんだろうと思えるところですが、「SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS」がまあまあの写りをするため、「SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII」もいけるのではポチッしたわけですが…


オリンパスの魚眼レンズが特殊なのかもしれませんが、「SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII」はめいっぱい寄ってもこれが限度です。よって花を面白い撮り方をしたくてもできません。


ピクセル等倍切り出し。焦点距離8mmとはいえ、絞りがf/2とかf/4なら背景はボケます。


遠景はどうでしょうか。デジカメ遊び第一章の時に「単に広く撮れるだけで全く解像していなかったレンズ」を買ってしまって短期間で売却したことがあります。


ピクセル等倍切り出し。時代は変わったようで、約3万円の魚眼レンズでもここまで解像しています。


このように撮ると魚眼レンズぽくなりますが、意図が見えてこない写真は全く面白くありません。


ケータイのアンテナ(基地局)をセンター配置してみました。


何が何だか分からない構図。


奥行きを感じるように配置。


このように被写体を完全に中心に持ってくれば、超広角レンズとしても使えます。


花の写りはどうでしょうか。


ピクセル等倍切り出し。ここまで写るなら全く問題ありません。


毎年この時期には何度も通っている蓮田。撮影機材を変えることで同じ場所でも飽きずに撮影できます。遠くに名鉄の赤い車両が写っています。


丸く写るので花にも立体感が出てきます。


デジカメ遊び第一章の時から魚眼レンズで撮っていた構図です。


広く写るだけなら魚眼レンズを使う必要はないので、魚眼レンズでどのように撮るのか。そのような楽しさがあります。


できることなら花壇の中で撮りたいのですが、それは許されません。“花の迷路”のような場所で使うのが楽しみ。


自分が影を作ってしまいましたが、丸いものを撮った時に面白い写りをします。


いつもの地元の池。横に広く。


こちらは奥行きを感じるように。綺麗な池で使ってみたいですね。


改めて描写力を確認。


ピクセル等倍切り出し。レンズの中心部分は問題ありません。


ピクセル等倍切り出し。中心から離れるほど歪みの影響を受けますが、予想より結構写っています。

以上が2時間40分の撮影ウォーキングでした。