2003年1月4日

新しいデジカメをゲットするゾ

私のデジカメ遍歴については9月頃に書いたが、最近ちょっと困ったことになっていました(なぜか過去形)。

まだC-1400XLをメインで使っていた時期の回想から、、、
「ポケットに入るデジカメが欲しい」と待ちに待ってようやく発売されたEXILIMを即行で手に入れたわけですが、EXILIMが発売される以前の半年間ほどサブ機をいろいろと検討しました。

候補としては
・CANON IXY200
・Panasonic F7
・OLYMPUS C-40ZOOM
の3機種でしたが、どれも決定打に欠けていた。それはC-1400XLとのバランスを考えると3機種とも高級過ぎるためでした。私が欲しかった機種は“あくまでも”サブ機であって、役目としてはメモ撮り専用である。つまりは「ズーム」とか「高画質」は重要ポイントではなく、「ポケットに入る」「電池が長持ち」「さっと撮れる」「そこそこの画質」がポイントであったわけで、それを満たす機種が発売されるまで「待ち」だった。EXILIMの発表時は「そこそこの画質」なのかどうか不明だったので、発注するのを少し躊躇った。しばらくして「画質」が「そこそこ良い画質」と分かったので、発売日に手に入るように手配した。

C-1400XLとEXILIMのペアは非常にバランスが良い。普段はEXILIMを持ち歩き、「撮りに行く」場合はC-1400XLを持っていく。

昨年の9月まではこれで良かった。E-20を手に入れるまでは、、、回想終り。

2002年の9月以降はE-20がメイン機となったけですが、、、

E-20、C-1400XL、EXILIMをどのように使い分けるか。

「写真」を真剣に撮るためにE-20を買ったわけですから、とうぜんE-20がメイン機である。EXILIMは相変わらずメモ撮り専用。C-1400XLの存在意義が薄れたが、重装備化されたC-1400XLは常にテレコン(1.85倍)を付けたまま「望遠専用」になってしまった。これでGTカーを流し撮りするのに随分となれたので、「望遠専用」というよりは「GTカーの流し撮り専用」となっている。しかし、2003年度はE-20で全て撮ることにしているのでC-1400XLの出番は無い。

ということで10月頃からC-1400XLの引き取り手を探していたのだが一向に見つからなかった。

ここで冒頭の「困ったこと」なのだが、E-20とEXILIMのペアは非常にバランスが悪いことに気が付いてしまったのである。

C-1400XLならば「ちょっと撮りに行く」程度でも持っていこうと思うが、E-20の場合“ちょっと”ではとても持って行こうとは思えない。「E-20を持っていく=真剣に撮る」であるので、フィルター類と三脚も持ち運ぶことになってしまうのである。

「撮る」レベル
A.真剣に撮る
B.ちょっと撮る(いわゆるスナップ)
C.とりあえず撮る(いわゆる記念写真)
D.メモ撮り

E-20の守備範囲は「A」から「AとBの中間」まで、EXILIMの守備範囲は「CとDの中間」から「D」までだろう。C-1400XLの守備範囲が「B」から「C」までだから「全部カバーしているじゃん」と思いたいのだが、そう思えない理由はたった1つ。
「C-1400XLは一眼レフタイプである」

最近の「高級コンパクト機」に分類される機種ならばE-20とEXILIMの間を埋めるのに適任だと思うが、E-20と同系列の「一眼レフタイプ」ではよろしくない。

ならば「高級コンパクト機」を買うかといきたいところで候補としては
・OLYMPUS C-5050ZOOM
・OLYMPUS X-2
・CANON Powershot G3
の3機種。
これらは「AとBの中間」から「C」までカバーできる機種だから、冷静に考えると「1台だけ所有する」場合に適任である。そして価格も7~9万円もする「高級」なものだ。もしも私が「1台しか所有してはいけない」と制約を受けるようなことがあれば(現実にはないが)、間違い無く「Powershot G3」を選択するであろう。

守備範囲が「B」から「C」で画質も「そこそこ良い」もの。これに該当するものは非常に多い。そして一番の売れ筋機種であろう。

しかし、この売れ筋の機種こそが私が一番否定している系統のデジカメである。たぶん普通の人が「とりあえずこの辺にしておくか」と買ってしまう製品ラインである。

「とりあえず」の製品を今更買っても意味が無い。

何も進展せずに年末を迎える。

ここで一気に転機が訪れる。

なんとEXILIMを売ってくれとの申し出があったのだ。価格次第とのことだったので、私は悩んだ。EXILIMのEX-S1を手放してEX-S2を買うという選択肢はあるのだが、何も状況は変わらないし「やれること」が増えるわけでもない。せいぜい「対決 EX-S1 vs EX-S2」というコンテンツを作ることができる程度。

「どうせなら両方買って」とEXILIMとC-1400XLの売却の交渉をするのだが、反って話しがややこしくなってしまった。

どこかの安売り店みたいに「今なら○○キャンペーン」という名の値下げ合戦を日々展開し、ついにEXILIMの売却が決定。翌日、C-1400XLは別の人が買ってくれることになった。

きれいさっぱりというかなんというか、これで遠慮無く新しいデジカメを買うことができる環境になり、その選択肢は各段に広がったよう思えるのだが、実際はEXILIMとC-1400XLの両方を手放したことで選択肢が狭まったのです。「EXILIMとC-1400XLのペア」から「○○○とE-20のペア」という選び方になるので、必然的にEXILIMよりも「高級」なものになります。守備範囲が「B」から「D」までに広がったことで「画質」と「携帯性」も重要ポイントとなってくる。C-1400XLの性能をEXILIMの大きさで実現できる機種があれば良いのですが、まだまだそのような機種の登場はありえない。

「デジカメ」や「写真」の月刊誌、ネットで情報を仕入れ、店頭で実物をチェック。そしてチラシで価格チェック。

「ポケットに入る」「電池が長持ち」「さっと撮れる」「結構良い画質」「レンズがまとも(大きさも)」「ズームあり(できれば3倍以上)」「大きめなCCD」「スマートメディアまたはSDメモリ」「買値が5万円程度まで」

ある程度の条件を満たす候補
・CASIO QV-R4
・FUJI F401
・MINOLTA DiMAGE F100
・MINOLTA DiMAGE Xi
・CANON IXY320
・Panasonic DMC-F1

しかしどれも一長一短で悩みます。「どこまで妥協するか」でしょうが、、、続く。