2007年8月18日

「OLYMPUS E-510」流し撮り SUPER GT 鈴鹿1000km編

「Fポン」の撮影を全滅させられた「E-510の手振れ補正」を解除させ、同じ撮影地でGTマシンを相手に流し撮りを敢行。

「30D + EF300mmF4 IS」を使えば苦も無くできることを“あえて”「E-510 + ZD18-180mm」でやる必要は無いのかもしれないが、“デジカメ遊び”の一環として「E-510がどこまで使えるのか」をE-1後継機発売まで楽しみたいというだけのこと。

撮り慣れた撮影地&被写体を相手に「E-510」を使うことで純粋に「撮影機材の性能差」を把握することができるため、撮影地が「鈴鹿サーキットのヘアピン」で被写体を「GTマシン」とすることである種のベンチマークとなる。

まずは、E-1(E-300)と同様に置きピン(MF)で撮影。歩留まりを上げるためにシャッター速度は1/125秒。

77.クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
クスコ DUNLOP スバルインプレッサ

7.RE 雨宮 ADVAN RX-7
RE 雨宮 ADVAN RX-7

111.KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT

9.LEYJUN DUNLOP MT900
LEYJUN DUNLOP MT900

31.DOUBLE HEAD apr MR-S
DOUBLE HEAD apr MR-S

「1/125秒」でも歩留まりが悪かった。30Dを手に入れてからは手振れ補正に頼ってきたことが要因なのか?

Fポンの時に「C-AFが激遅で使い物にならない」と判断したが、もしかしたらファインダーが見辛いことと手振れ補正が悪さしていたことで勘違いしていたかもしれないため、ここからは「C-AF」を使うことにした。そして、流し撮りの雰囲気を出すために「1/60秒」で撮影。

2.プリヴェKENZOアセット・紫電
プリヴェKENZOアセット・紫電

47.宝山 DUNLOP Z
宝山 DUNLOP Z

11.TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360
TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360

思いのほか「C-AF」はマシンを追随してくれることが判明。ただし、最初に合焦するまでが激遅なため、早めに被写体を追う必要がある。具体的には、マシンが見えてきた時点で合焦させて、そのまま撮影ポイントまで追随させる必要がある。撮りたいときにカメラを向けても間に合わない。(それでも撮影ポイントが限定されるMFの“置きピン”よりも自由度が高い)

「1/60秒」では歩留まりが悪過ぎたため、ここからは不本意ながら「1/125秒」で撮影。

35.BANDAI 00 DUNLOP SC430
BANDAI 00 DUNLOP SC430

24.WOODONE ADVAN Clarion Z
WOODONE ADVAN Clarion Z

22.MOTUL AUTECH Z
MOTUL AUTECH Z

23.XANAVI NISMO Z
XANAVI NISMO Z

25.ECLIPSE ADVAN SC430
ECLIPSE ADVAN SC430

12.カルソニック インパル Z
カルソニック インパル Z

32.EPSON NSX
EPSON NSX

100.RAYBRIG NSX
RAYBRIG NSX

38.ZENT CERUMO SC430
ZENT CERUMO SC430

では、向かってくるマシンにピントを合わせ続けてくれるのか? ヘアピンを立ち上がってくるマシンを撮影できる場所に移動して試してみた。

3.YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z

13.エンドレスアドバン洗剤革命 Z
エンドレスアドバン洗剤革命 Z

19.ウェッズスポーツセリカ
ウェッズスポーツセリカ

17.REAL NSX
REAL NSX

1.宝山 TOM’S SC430
宝山 TOM'S SC430

39.デンソー サード SC430
デンソー サード SC430

5.クムホ プロμ マッハ号 320R
クムホ プロμ マッハ号 320R

8.ARTA NSX
ARTA NSX

18.TAKATA 童夢 NSX
TAKATA 童夢 NSX

70.ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS
ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS

67.triple a ガイヤルド RG-3
triple a ガイヤルド RG-3

予想外に、高確率でマシンを追随してくれる。

予選アタック中の「MOTUL AUTECH Z」の連続カット。
「C-AF」で撮る(1)
「C-AF」で撮る(2)
「C-AF」で撮る(3)
「C-AF」で撮る(4)
「C-AF」で撮る(5)
「C-AF」で撮る(6)
「C-AF」で撮る(7)
「C-AF」で撮る(8)
シャッター速度 1/125秒 絞り f13 実焦点距離 180mm WB 晴天 ISO感度 100 手振れ補正 オフ

ということで「第二章フォーサーズ機」の「C-AF」はE-1やE-300よりも使い物になるようだ。

ただし、「E-510 + ZD18-180mm」のような軽装備の撮影機材は手持ち撮影が適しているため、低速旋回をするマシンの“流し撮り”は相当辛いものがある。「E-510」で“流し撮り”をするのならば「ZD50-200mm」を使い、一脚を使うべき。