2007年9月16日

ミス七夕と向日葵2007

昨年は台風で向日葵が全滅してしまい「ミス七夕と向日葵」の写真が撮れなかったが、今年は順調に向日葵が成長しています。ただ、咲くタイミングが全般的に遅れているのか、「満開の向日葵畑」というわけにはいかなかった。自然相手の撮影会というものは難しいものです。

本日のモデルさんは“ミス七夕”の鍋田伊穂莉さん、斉藤麻依子さん、島川未有さんです。
2007ミス七夕と向日葵(1)

今日の「撮影会」は向日葵祭りを盛り上げるためのイベントであるわけですが、祭りの開会式以降は「撮影会」と「祭り」は完全に分離されているため、お互いに干渉することは無く、七夕祭りのような混乱はありません。

撮影会の参加者は地元の人が多く、殆どがこの地区の観光撮影会の常連さんのようですが、コンテンストとは無関係な撮影会であることと交通に不便&分かり辛い場所ということもあり“殺気だったシニアカメラマン”さんは居ません。「七夕祭り」とは全く違う雰囲気で終始落ち着いて撮ることができる。

まずは向日葵畑での撮影です。

撮影機材: OLYMPUS E-1 + ZD50-200mm + FL-50

2007ミス七夕と向日葵(2)

2007ミス七夕と向日葵(3)

2007ミス七夕と向日葵(4)

2007ミス七夕と向日葵(5)

2007ミス七夕と向日葵(6)

2007ミス七夕と向日葵(7)

昨日から続く気まぐれな空模様は、撮影会の休憩時間を待っていたかのように突然の豪雨。参加者は各自のカメラを守るのに必死。公民館へ移動して撮影会の後半スタートしたが…

撮影機材: OLYMPUS E-1 + ZD14-54mm + FL-50

2007ミス七夕と向日葵(8)

2007ミス七夕と向日葵(9)

2007ミス七夕と向日葵(10)

2007ミス七夕と向日葵(11)

2007ミス七夕と向日葵(12)

屋内イベントについては長らくD70sで楽チン撮影をしていたため、久しぶりに「E-1」を屋内撮影で使用したのだが、注意点を完璧に忘れていた。ストロボ調光については各ショット毎に微調整しながら撮ったが、ISO感度の設定を間違えていた。大多数を“ISO100”で時々“ISO200”で撮ってしまったが、これは基本を“ISO200”で背景を活かす時は“400”が正解だったハズ。あー失敗、失敗。ZD14-54mmはF2.8始まりのためISO100でも手振れで全滅ということはなかったが、ちょっと残念。

今年は「屋外」と「屋内」をセットで撮影できて、最後まで飽きが来ない撮影会だった。もし天気が良くて、向日葵畑だけで撮影したとすると、それはそれで辛かったかも。


「PowerShot S5IS」を屋外ポートレートで使ってみる

安城市の向日葵祭りで開催される「向日葵撮影会」に「PowerShot S5IS」を実戦投入させてみた。

撮影会のモデルさんは「ミス七夕」のお嬢さんたちです。

「PowerShot G7」から躊躇無く「PowerShot S5IS」へチェンジさせることができた要因のひとつが「外部ストロボ」である。内蔵ストロボが役に立たない撮影シーンでも小型ストロボ「スピードライト220EX」を使えばそれなりに役に立つ。

そして、もうひとつの魅力的な機能が「フェイスキャッチテクノロジー」である。単純に「人物の顔」にピントを合わせてくれるだけではなく、最適な露出にしてくれる「顔優先AE」と適切なストロボ光を発する「顔優先FE」は非常に魅力的である。

というわけで「PowerShot S5IS + スピードライト220EX」で屋外ポートレート撮影を試してみた。撮影モードは「ポートレート」を使用。これは人物撮り専用のフルオート撮影モードみたいなもの。難しいことは考えず構図とシャッターチャンスのみに意識を集中させるだけでいい。

PowerShot S5IS で屋外ポートレート(1)

PowerShot S5IS で屋外ポートレート(2)

PowerShot S5IS で屋外ポートレート(3)

PowerShot S5IS で屋外ポートレート(4)

PowerShot S5IS で屋外ポートレート(5)

「ポートレート」の場合は、全体的に明るめに写る。もともとCANONのコンデジは全般的に明るく写す傾向にあるので、「ポートレート」特有の設定なのか不明。

それから、なぜかシャッター速度が全て1/250秒になっていたが、帰宅後にストロボのテストをして理由が判明。コンデジなのに「ハイスピードシンクロ」に切り替える必要がある。

「S1IS」の時は全く役に立たなかったEVFであるが、進化した“S”「S5IS」ならばEVFでも十分に撮影が可能だった。

最後にマイナスポイントとしては、「手振れ補正」がそれほど強力ではない点が気になった。

もともと「Sシリーズ」には“写り”を期待していないが、今日の屋外ポートレート撮影に関しては十分合格点を与えられるのでは?