2008年8月13日

S5ISで野球撮影

夏の甲子園は今年も熱闘続きで、テレビ観戦でも見入ってしまいますが、たぶん現地で観ればもっと楽しめるのでしょうね。いつかは甲子園観戦したいものです。

地元の高校野球は秋期大会に向けた新人戦が始まり、地元高校も3年生の意思を引き継いだ2年生チームが頑張っています。ただ、3年生の存在が大きすぎたためか、2年生と1年生の選手たちは“まだまだこれから”というレベルでなんとか試合が成り立つように頑張っている最中。(せめて9回まで持たせたい)

2週間前までは投打共にグダグダで5回コールド負けするのにも、相手の攻撃が全然終わらず、なかなか試合が終わらなかったらしい。先日、練習試合の様子を少しみましたが、やはり“まだまだこれから”でした。

ところが…

新エースは短期間の間にフォームがとても良くなっていました。


序盤と終盤は「これなら、なんとかなりそう」という雰囲気のピッチングをしてくれましたが、中盤に痛い失点。それも何が起きたのか分からないうちに連打を浴びてしまう展開。うちの子が言うには「いつもそう」とのこと。どうやら「気が緩む」ことがあるらしい。冬の間にしっかり走りこんで足腰を鍛えれば春の大会までには粘りのピッチングができるようになることでしょう。ガンバレ。

さて攻撃側はどうでしょうか。今日も逆転の○○のごとく終盤に怒涛の攻撃がありましたが、それはあくまでも相手の投手次第ですからなんとも言えませんね。

今日の撮影機材は「PowerShot S5 IS」と小型三脚だけです。

S5ISでスポーツ撮影をする場合、「三脚」が必須であることは前回の野球撮影で検証済みです。ファインダーを見ずに被写体を直接見ながらシャッターを押すため、S5ISを被写体に向けて固定させるだけですので、大げさな三脚はいりません。安い小型三脚で十分です。

で、走塁している選手を撮りたい場合はどうするのかですが…


ビデオカメラのように液晶モニターを見ながら選手を追って、三塁ベースを蹴った瞬間にシャッターボタンを押してみましたが、タイミングが全く合いません。ということでEVFや液晶モニターでは“瞬間”を捉えることはできません。(それとも早めにシャッターボタンを押す)


ワンバウンドの投球を体で止めるキャッチャー

どうしても“瞬間”を確実に撮る必要がある場合(撮り逃しが許されない場合?)は、「CASIO EX-F1」を買いましょう。「あっ!」と思ってからシャッターを切っても過去の瞬間を記録してくれますから、誰でも決定的瞬間の写真を撮ることが可能ですね。(機材に頼れば反射神経を鍛える必要はありません)

今日は写真撮影よりも動画撮影をメインにやってみました。(写真については後日「APO150-500mm」で撮る機会がありますので)

動画撮影中にシャッターボタンを押せば「静止画(写真)」撮影になりますが、実は写真撮影の最中に録画ボタンを押せばそのまま動画撮影ができるのですね。絞り優先で撮っている最中に録画ボタンを押してみたら録画が始まりました。この機能は、かなり便利ですよ。「動画撮影」と「写真撮影」をイチイチ切り替える必要がありません。

動画の配信は終了しました。

本日の撮影機材 : PowerShot S5 IS