2018年6月15日

勢いで「LUMIX G VARIO 12-32mm」も購入

列車旅やドライブなら撮影機材が多少増えてもなんとかなりますが、自転車旅の場合は機材を厳選する必要があります。

現時点までに「E-M5 MarkII + 12-100mmPRO」をフロントバッグまたはリュックに収納して、時間を掛けて撮りたい場合に取り出せば良いかと考えています。今までのパターンなら「ちょっと撮る場合はG9Xで良いか」となるわけですが、そこを変えたいという拘りのせいであれこれ妄想が止まりません。

「使い勝手が良さそうな TX2」「実用性は高くお買い得になった TX1」「G9Xからの買い替えなら RX100M3」「広角側をもっと綺麗に撮りたいなら G1 X Mark III」「G9Xに足りない超広角が欲しいなら EX-ZR4000」などなど「G9X」の代わりになる機種を探しました。しかし、だいたいのことは「G9X」で事足りていて、撮影メインではなければ今後も「G9X」の出番は多そうです。

撮影メインなのにコンデジをまた買う必要があるのか? 「少し物足りない」という欲求を満たせば良いだけでは? 「RX100M6」が8万円なら迷うことなくポチッですが、14万円超では全く選択肢に入りません。過去に10万円超の高級コンデジを3台買いましたが全て短期間で売却しました。高級コンデジとはいえコンデジですから必ず物足りなくなります。それでも「まっいいか」と妥協できるのは8万円が限度です。(あくまでも私の場合)

「E-PL7 + 14-42mm EZ」を基本にもう少し小さく軽くならないものか。ということで探したものを勢いでポチッ!しました。ポチッ!した数時間後にさらなる良い方法があったのでキャンセルしようか迷いましたが、すでに発送準備中になっていたため、これ以上の思い付きの出費を抑えられました。

即行で届いたモノ


Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. ブラック


「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」と並べてみると少し小さいことが分かります。


全長は同じくらいです。実測重量は「12-32mm」が82g、「14-42mm EZ」が105gです。


見た目が良いブラックですから「E-M5 MarkII」に装着してみました。なかなか良い感じです。


電源オンで「14-42mm EZ」は自動的にビヨーンと出てきますが、「12-32mm」は手動です。MFおよび電動ズームの機能がないため小さく軽いのかもしれません。そして、この大きさでISユニットが搭載されているのは立派ですが、小さすぎてコンデジのレンズのように見えます。特に「E-M5 MarkII + 12-32mm」だと高級コンデジぽい雰囲気がします。


「E-PL7のカバーを外してそのレンズを使ってみたら」という娘のリクエストに応えてレンズを入れ替えてみると、なるほど見た目がとても良いです。この状態で472gです。少し試し撮りしてみると思いのほか寄ることができません。


焦点距離32mmでこれが限度です。


「14-42mm EZ」の焦点距離32mmだと、ここまで寄れます。

「12-32mm」をOLYMPUSの機種で使う場合はMFを使えないため、「綺麗に撮れるコンデジ」の役目に特化させることになります。

少し遅れてフィルターが届きました。


PRO1D Lotus プロテクター 37mm (10%offクーポンを使って3402円)


フィルターはサイズが小さくても厚みが薄くなるわけではないため、コンパクトさが少しだけ減りました。

「12-32mm」のことをネットで調べると手動のズームリングを破損させる人が多発しているようです。少しでも小さく作るためにズームリングは接着剤で固定されているとか。メーカー側としてはそれで十分ということかもしれませんが、オリンパス製と同時に使うと「壊すかもしれないな」と私も感じました。ズームの回転方向がパナソニック製とオリンパス製では逆です。ファインダーを覗いたままグリッと回すときに、逆方向へ力を入れ過ぎて壊す可能性があります。