2003年6月4日

カメラバッグ

今シーズンの撮影のために春先頃から「カメラバッグ」を物色していたが、なかなか良いのが見つからない。
“良い悪い”とは品質、大きさ、価格といったものでしなく、バッグの形である。私はそれほど機材を持っているわけではないので、大きさはほどほどで良いのだが、撮影中の“バッグの置き場”に拘りを持っている。
一般的には地べたに置くことが多いだろう。しかし、いちいち持ち上げて移動するなんて面倒なことなんかしていられない。地面が湿っていたりしたらそれこそ置き場に困る。そして、それほど重くないといっても手に持ってカバンを運ぶのは、あまりよろしくない。やってみれば分るがバッグを長時間持っていた手はカメラを構えたときに震えます。

肩に掛けておけば?

まあそういう人も大勢います。しかし、撮影中にずり落ちてくるのが鬱陶しい。両手をキッチリ使って撮影するのが基本です。

ということで私は撮影している間、ずっとバッグを“たすき掛け”しています。撮影の合間の移動の時もそのままです。両手がフリーになれば何かと融通が利き、特に足場の悪いところを移動する時には最適です。

“三脚もバッグに収納”という場合は、ディバッグを使っていますが、持ち運びが楽になる反面、シャッターチャンスに弱くなります。「あっ」と思ったときはカメラはバッグの中。ディバッグからカメラを取り出す間にチャンスは逃げる。

“いかにもカメラバッグ”というバッグって案外頑丈にできているので、“たすき掛け”するには無理があります。(肩ひもの根元が変になりそう)

“たすき掛け”専用のカメラバッグというものはないものなのかと探していたところ、、、、、カメラの月刊誌に載っていました。

CRUMPLERという名のメーカーが“たすき掛け”専用のカメラバッグを作っているらしい。もともとはメッセンジャー(自転車を使った配達員)向けに作ったバッグで機能的にも強度的にも問題なく、それをカメラ用にアレンジしたとのこと。「カメラ用のバッグ」という発想から作られるものとは一味違いそうです。というか「カメラ」を基準にバッグを作っていては“たすき掛け”専用バッグなど作られることはないのかもしれません。

しかし、いかにも一般受けしそうもないバッグですし、メーカーも良く分らないところなので、このメーカーの製品を扱っているネット通販ショップを探し発注。

予想通りというか、もっと頑張れと応援すべきなのか、ショップ数はたったの2店。(探し方が悪い?)