MSNは301リダイレクトを嫌う?

今日の「MSNは301リダイレクトを嫌う」ですが、嫌うというよりも機能していないと思われる現象が起きました。

先月、コンテンツD(全9ページ)をサイトCに設置して、9ページともトップページからリンクしたことが幸いしたのか、MSNにもそれなりに評価され全てのページが30位以内に入り、その内の2ページが10位以内にランキング入りしました。Googleにはそこそこ評価されていますが、Yahoo!からの評価がイマイチで3ページだけが100位以内に入る程度でした。

コンテンツDはサイトCに掲載している他のコンテンツと比べると、毛色がちょっと違うことがマイナス要因でしょうか。

Yahoo!は古いサイトを好むという実験を兼ねて、数年前に使っていたサイトE(2年間ほど白紙のトップページがあるだけ)にコンテンツDを移設してみました。

移設後、古いページは以下のようにしてあります。(サーバ側の都合上、移転先のページをPHP版からHTML版に変更して)

<?php
$newurl = “http://aaa.aaa.aaa/bbbb/ccc.html”;
header( “HTTP/1.1 301 Moved Permanently” );
header( “Location: ” . $newurl );
?>

各ページにタイムラグがあるものの移転先のページがGoogleとYahoo!に認識され、特にYahoo!での検索順位が大幅にアップ。MSNはどうかというと“いっきにランクダウン”状態です。ところがよーく見るとMSN検索でヒットするのはサイトCのトップページ…

サイトCのトップページの該当箇所のリンクをクリックすると………「ページが見つかりません」………修正ミスでした。

GoogleとYahoo!はリンクを辿らなくても移転元のページが301リダイレクトになっていれば移転先のページを再評価してくれますが、MSNは「301リダイレクトなんか関係ねぇ」でリンクが数日間無効になっていたために存在しないページとして扱われてしまったようです。

移転時に「301リダイレクト」を仕掛けるのは定石になっていますが、MSNに対しては無意味かもしれません。移転先のページをMSNに見つけてもらいやすくするために多少なりともバックリンクが必要でしょうか。(昨年、MSNにも有効だといわれているサイトマップを別のサイトで試してみましたが、それも効果がなかったです)



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