古いサイトが優遇された

今回の「YST update」は結局のところ“古いサイト”と“被リンク数”の重み付けが高くなっているかもしれない。

会社のサイトは「トップページ」と「主力コンテンツ」は別ドメインになっています。公式サイトのドメイン「.co.jp」にはトップページとサイトマップしかなく、コンテンツについてはリニューアルする度にいろいろといじくるため別のドメイン「.info」で運用しています。つまり「.info」の方が情報量としては充実しています。

7月のYSTアップデートでは、「.co.jp」と「.info」が逆転して、某キーワードでの検索順位は「.info」の方が上になっていました。被リンク数を比較すると“100:1”ほどの差があり、圧倒的に「.co.jp」が多いのですが、中身勝負だったのか「.info」が評価されていたようです。ドメイン年齢は「.co.jp」が約12年、「.info」が約6年です。

8月のYSTアップデートで再び逆転現象が起き、現時点では「.co.jp」になっていますが、それよりも他のサイトが割り込んで来ているのが痛い。まずは「大手メーカー」、次にドメイン年齢が約10年、約9年、約7年の3サイト、そして「Wikipedia」、ということで5個も割り込んできました。それらに「古いだけのトップページ」が敵うわけありません。前回評価された「.info」ならば良い勝負していると思うのですが…(コンテンツを「.co.jp」に戻せば解決するのでしょうが)

同じように私の趣味のサイトで某キーワードを調べてみたところ、上位にはドメイン年齢が古いものがずらっと並んでいます。中身勝負で10位前後をウロウロしていましたが、今回のアップデートで40位まで急落した原因はそういうことのようです。



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