2003年8月22日

夏休み 6日目 パルケエスパーニャ

今回の旅行に持っていくカメラをどうしようか、前回の九州旅行同様に悩んだ。

FZ1と遊べる残された期間が少ないこともあり、そろそろ試し撮りではなく、FZ1というデジカメが普通の人達の使用目的に合致しているカメラなのか最終的な結論を出す時期にきている。

今回の旅行の行き先は志摩スペイン村の「パルケエスパーニャ」である。

なぜ「パルケエスパーニャ」を選んだのか?

撮影機材: LUMIX DMC-FZ1

パルケエスパーニャ(1)

アマチュア写真家ではなく、ごく普通の家庭のパパさんやママさんが写真を撮る機会は「子供の行事」や「旅行」がほとんどであろう。そこで、比較的に我が家から近い“テーマパーク”である「パルケエスパーニャ」を被写体に選び、ごく普通の家庭が撮るようなカメラの使い方をしてFZ1が一般家庭向きなデジカメであるのか試すことにしたのである。独りの旅行が寂しいので子供を無理矢理にでも連れて行くためには子供が楽しめる所へ行かざるを得ないという理由もあるが‥

携帯した装備は、FZ1本体とメモリカードを3枚、そして携帯型三脚のみである。

最近、高速道路での事故が多発しているので、師崎からフェリーを使って鳥羽へ渡り、パールロード経由で志摩スペイン村に到着。さっそく気球に乗り景色を堪能。その後、パレード、ショー、アトラクションを楽しむ。

パルケエスパーニャ(2)

パルケエスパーニャ(3)

パルケエスパーニャ(4)

夜のパレードの後の花火を満喫して宿へ向かう。

今回は今までとは違い非常に身軽な装備のため、本来の「旅行」を堪能することができた。つまり撮影が主ではなく、遊びが主であったわけである。一般家庭の旅行とは、やはり遊びが主であるべきからして、身軽な撮影装備というものは非常に重要なポイントであるとつくづく感じた。

唯一の心配事であった「バッテリーが最後まで持つのか」であるが、遊びが主とはいえ数多くシャッターを切る私には、FZ1のバッテリーは容量不足であった。夕方近くにはバッテリーの残量がピンチになったため、花火に備え、不本意であるが夜のパレードの撮影を諦めることにした。花火の撮影後、イルミネーションを撮っている最中にバッテリー切れを起こし、撮影終了。撮影枚数は約400枚であったが、一般のパパやママがここまで撮ることはないので、「100 枚/日」撮ったとして4日間の旅行に使えることになる。心配ならば充電器を持参すれば良い。

ちょっとした風景撮り、賑やかなパレード、楽しいショータイム、華やかな花火、そしてもちろん楽しんでいる我が子、など気軽にスナップできるFZ1は、ごく普通の家庭で十分すぎる活躍をしてくれるデジカメだといえるであろう。何よりもL版サイズのプリントしかしない一般家庭ならば200万画素もあれば十分であるし、200万画素しかないゆえの軽快さは他のデジカメにはないものである。

パルケエスパーニャ(5)

パルケエスパーニャ(6)