2003年9月19日

デジカメのメモリカード

デジカメ専用というわけではないのだが、比率的にはデジカメに使われることが多い「メモリカード」。

コンパクトフラッシュ、SDメモリーカード、xDピクチャーカード、メモリースティック、スマートメディア

メーカーの利権を優先した結果、このようなユーザを無視した体制ができあがった。デジカメ本体を買い換えるとメモリカードまで買い換える必要があるなんて、ほんと迷惑極まりない。

とにかく独自性を貫くのが好きなSONYが作ったメモリースティックなどSONYの製品でしか使えない。OLYMPUSとFUJIFILEが広めようとして失敗したスマートメディア、容量の限界からxDピクチャーカード(以下xD)へ切り替わったが、他社が採用することはない。

後発のメーカーがSDメモリーカード(以下SD)を採用した結果、SDが使えるデジカメは非常に多い。あのCANONもコンパクトタイプのデジカメにはSDを使い始めた。CANONは賢い決断をしたと私は思う。

デジタル一眼にはコンパクトフラッシュ(以下CF)やマイクロドライブが使われているが、もともと本体サイズが大きいデジカメならばCFでも問題ない。コンパクトタイプのデジカメにCFは不釣合いだろうに、なぜかNIKONは相変わらずCFを採用する。でもCANONのように決断する日はきっと来るだろう。

ところで、私は手持ちのSDを全て売却しました。といってもSDを売却したかったわけではなく、他のものを売却するついでにSDも引き取られたわけです。SDを売却して得た金でxDを買おうかと思ってもSDに比べxDは非常に高い。これはあきらかに流通量の問題である。xDよりもSDを使うデジカメの方が多いわけで、必然的にSDの需要も多く販売量が多い、とうぜん生産量も多くなるので最終的な販売価格もSDの方が安くなる。メモリースティックとxDを廃止してSDに統一してくれたら、SDの価格はもっと安くなるハズである。

そろそろユーザのことを考え、統一して欲しいものだ。
大きいデジカメにはCF、小さいデジカメにはSDに。
それでいいじゃん。