2003年10月30日

ブレの原因は

某展示会の写真はそこそこ上手く撮れていました。標準ズームでも一脚を使ってビシッと撮ったのでブレもありません。特命を受けた「芸能人を激写せよ」も重い望遠レンズに一脚を使って椅子に座っての撮影でしたので完璧。

E-1を使い始めてから薄々感じていた「手ブレしやすい」の理由がわからず、某展示会での撮影については全て一脚を使っていましたが、イベント会場で一脚を「使える雰囲気」でない限り使えないわけで、せめて標準ズームを使う時くらいはブレないものかと悩みます。

E-20を使っている間はこんなことは無かったのになぜなんだろうと疑問に思いつつ「東京モーターショー」で撮った写真をチェックすると微妙にブレています。

「微妙にブレているのが分かるくらいに鮮明に写る」のがE-1のすごい所ですが、「いつの間に自分の腕前が落ちたのか~」と見れば見るほど悩んでしまいます。

でもどう考えても納得できません。シャキッと撮れている写真を見ると「良い感じ~」ですが、微妙にブレていると「なんかな~」です。

ここでふと思い当たる事が‥

私の場合「ピントを合わせてカシャ」という撮り方はしません。必ず「ピントを合わせて構図を変えてカシャ」です。被写体が人物の場合、「間」が大切ですので「ピントを合わせて構図を変えてカシャ」を短時間でやる必要があります。もしかしたら「構図を変えてカシャ」に原因があるような気がしてきました。構図を変えた時に完全にカメラが止まる前にシャッターが切れているのかもしれません。デジカメにはシャッタータイムラグがあるので、たまたま今まで使っていたE-20の場合はカメラが止まってからシャッターが切れ、E-1の場合は止まる前にシャッターが切れてしまうのかもしれません。

次回の撮影では「ピントを合わせて構図を変えて一呼吸おいてカシャ」をやってみよう。