2019年7月8日

猫撮り専用機「α6400 + E18-135mm」を購入

日本中を旅していると新たな旅ネタが欲しくなるもので、今年からは「猫島」巡りを追加しました。自転車旅に絡めて4月に「久高島」、5月に「田代島」へ行きましたが、自転車旅や歩き旅の時は撮影機材を厳選させる必要があるため、猫島での撮影も「E-M5 MarkII + 12-40mm PRO」を使いました。「E-M5 MarkII + 12-40mm PRO」は写りが良く機動性も良いため、全く不満はありませんが、猫相手だと結構手間取ります。「構図を無視してとりあえず撮っておいて後からトリミング」はしたくないため、構図を考えてから、猫の顔、できれば眼にピントを合わせたいのですが、もたもたしている間に猫が動いてしまいます。

「今どきのデジカメならなんとかしてくれないのか」と悶々としていると、なんとSONYのα6400が動物瞳AF対応になるらしい。予定では今夏。

次回の猫島巡りは秋に予定しているため、そのころに検討すれば良いかなと先送りしていると、なんと早々とファームウェアアップデートの案内があり、さらにキャッシュバックキャンペーン発動。うーん、他メーカーにユーザーを取られる前に先手を打ってきたようです。パナソニックのマイクロフォーサーズ機に動物瞳AFを搭載してきそうな気がするのですが…

5月中旬からは、Yahooショッピングで複数の店舗の価格をチェックする日々を送りました。価格の変動がなくても、タイミング次第でもらえるポイントが大幅に違うため、買うとしてもポチッのタイミングが重要です。さらにα6400の場合はキャッシュバックキャンペーンを前提としているため、5月末と比べて貰えるポイントが減っています。

さてさてどうしたものか。ターゲットは「5の付く日」です。朝から複数の店舗の動向を何度もチェック。特に某ショップは、朝、昼、夜でポイントが変動するため、焦りは禁物です。しかし、もたもたしていると欠品してしまいキャッシュバックキャンペーンに間に合いません。

α6400の場合、セット品のレンズをどれにするのかも悩みの種です。定番のパンケーキズームにしておいて、真剣撮りのレンズを買い足すか、それとも割り切ってダブルズームにするか、使いもしない2本のレンズは最初からやめておいて便利ズームにするのか。各ショップの在庫状況を見ると一番の売れ筋のパンケーキズーム付きは「取り寄せ」になっているところばかりです。

3パターンの購入額、ポイント、キャッシュバック金額を比べてみると、結構絶妙な差額になります。

ここでふと「α6400で真剣撮りをすることがあるんだろうか」と冷静になって、あくまでも「猫撮り専用機」として買うのならば…

午後9時になってポチッ!!! (これ以降はポイントの変動がないため)


7月5日午後9時にポチッして、7月7日午後4時に到着。


ILCE-6400M 高倍率ズームレンズキット(α6400ボディ + E18-135mm F3.5-5.6 OSS)

販売価格:145,683円
獲得予定ポイント:33104ポイント
キャッシュバック:15000円

実質97579円なり。


さっそく瞳AFを試してみます。普通に認識してくれます。できれば、オリンパス機にも搭載して欲しいものです。

ファームウェアアップデートを実行するためにはバッテリーをフル充電させておく必要がありました。そしてアップデート中も少し心配になるくらい待たせられます。


本体のファームウェアが「Ver2.0」になりました。


「動物瞳検出枠表示」が追加され、「検出対象」に「人物」「動物」が追加されています。


さっそく岩合さんの写真集を使ってテスト。猫ちゃんの瞳を捉えていますね。


約1年でカメラが総入れ替えになりました。


左から「EOS 6D MarkII + TAMRON 35-150mm」、「α6400 + E18-135mm」、「E-M5 MarkII + 12-100mm IS PRO」、「E-M5 MarkII + 12-40mm PRO」です。


「α6400 + E18-135mm」が小さく見えるので、「E-M5 MarkII + 14-150mm II」と比べてみると、だいたい同じくらいでしょうか

「α6400 + E18-135mm」には妙な軽さを感じるため重量を調べてみると…

「EOS 6D MarkII + TAMRON 35-150mm」 約765g + 796g

「α6400 + E18-135mm」 約403g + 325g

「E-M5 MarkII + 12-100mm IS PRO」 約469g + 561g

「E-M5 MarkII + 12-40mm PRO」 約469g + 382g

「E-M5 MarkII + 14-150mm II」 約469g + 285g


α6400も「上下に可動するチルト式モニター」を搭載していることが、「E-PL7」をあっさり諦めることができた要因のひとつです。猫ちゃんを撮る時はローアングルを多用するため、このモニターが役に立つのです。「EOS 6D MarkII」や「E-M5 MarkII」のように横に開くタイプは使い辛いです。

スナップ用途のレンズですので、あまり寄れず、最短撮影距離は45cmとなっています。実際にどこまで寄れるのか確かめるため、AFが効く所まで近づけて撮影。


f/5.6,1/50秒,ISO1600,焦点距離135mm


f/5,1/80秒,ISO1600,焦点距離49mm

デジカメ遊び第一章の時からスナップ用途には28-200mmがベストというのが私の持論ですので、換算焦点距離が27~202.5mmになる「E18-135mm F3.5-5.6 OSS」はちょうど良いレンズといえます。