2019年7月9日

「α6400 + E18-135mm」試し撮りパート1

マイクロフォーサーズ機とフルサイズ機の間にあるAPS-C機をわざわざ購入した理由は、「もっと簡単に猫ちゃんを撮りたい」というシンプルなものです。「3システム構成」をまじめに考えてしまうと、フルサイズ機とAPS-C機のレンズまで爆買いしてしまうため、「EOS 6D MarkII」と「α6400」には明確な役目を持たせておく必要があります。

早く猫ちゃんを撮りに行きたいのですが、それは休日までお預けです。しかし、初期動作確認のために試し撮りをしておきたい。

6月下旬から7月上旬の期間で「平日の出勤前」に撮影となれば…

EOS 6D MarkII + TAMRON 35-150mm
今年の蓮は開花が早いかも(TAMRON 35-150mm)
雨上がりの蓮の花でライブビュー撮影を試す

E-M5 MarkII + 12-100mm IS PRO
雨上がりの蓮の花

猫撮り専用機に「EOS 6D MarkII + TAMRON 35-150mm」「E-M5 MarkII + 12-100mm IS PRO」の写りを求めるのはきついかもしれませんが、あえて同じ場所で撮影してみます。

撮影機材
・ILCE-6400M
・E18-135mm F3.5-5.6 OSS


f/5.6,1/125秒,ISO100,焦点距離70mm

残念ながら一枚目から「えっ何これ?」というガッカリ感が漂います。PCで確認するまでもなく、α6400の液晶モニターでも分かるくらいです。


f/5.6,1/500秒,ISO100,焦点距離135mm

「ピントが合っていないのか?」と撮りながら感じたほど解像していません。


等倍切り出し


f/5.6,1/250秒,ISO200,焦点距離135mm

撮り慣れているはずの列車ですが、まだα6400の操作に慣れていないため少し失敗。


f/8,1/60秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離18mm

それでは引きの写真ならどうでしょうか。ワイド端にして絞りをf8.0にしてみました。


中央部分を等倍で切り出してみると、しっかり解像しています。


f/8,1/250秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離135mm

テレ端でも少し絞れば良いのでしょうか。


等倍切り出し

残念ながらテレ端は使えないレベルです。


f/5.6,1/500秒,ISO100,-0.3露出補正,焦点距離135mm

撮りながらどこにピントが合っているのか分からず、何枚も撮った中の一枚です。拡大表示させながらでも、イマイチピントの山が掴めません。

背景ボケは便利ズームの割には綺麗です。


等倍切り出し

小さな雫が写っています。もう少しハッキリクッキリ写ってくれたら良いのですが。


f/5.6,1/250秒,ISO200,焦点距離135mm

いつもの構図。シャキッとしてくれないため、立体感が足りません。


f/5.0,1/100秒,ISO100,焦点距離48mm

とりあえず、「α6400 + E18-135mm」試し撮り第一弾の感想としては、「パナソニックのコンデジ『LUMIX DC-TX2』と同程度の写りかな」です。

「α6400 + E18-135mm」で十分という人が、人物や動物を撮らないなら「LUMIX DC-TX2」で十分かもしれません。

「EOS 6D MarkII + TAMRON 35-150mm」とは圧倒的な差があるのは当然として、「E-M5 MarkII + 12-100mm IS PRO」よりも「LUMIX DC-TX2」に近いというのはどうなんでしょう。「DSC-RX100M6」の後継機種に「動物瞳AF」を搭載すれば、それで十分という人は多そうです。

私が「α6400 + E18-135mm」を買った理由は「動物瞳AFが欲しかった」だけですから、ミラーレス機である必要は特にありません。