2004年2月10日

理想のスナップ専科は? (5)

CANONから怒涛の新製品発表がありましたが、経営資源が豊富にあるところはやることがスゴすぎです。他のメーカーが、まともにCANONに戦いを挑もうとするときっと自滅してしまうでしょう。「CANON vs その他」の戦いとして「その他」同士で潰しあいを避けるべきかと思います。各メーカーの得意分野で個性ある製品をそれぞれ出せば、総合的にはCANONの一人勝ちだとしても各カテゴリ毎では別のメーカーがそれぞれトップを取るかもしれません。

今回発表された製品の中で「PowerShot Pro1」と「PowerShot S1 IS」に興味が湧きます。

PowerShot Pro1
「35mm判換算で28〜200mm相当のLレンズを搭載。明るさはF2.4〜3.5。蛍石とUDガラスを採用。レンズ駆動部には超音波モーターのUSMを搭載。」

28-200mm相当の画角は「スナップカメラ」にぜひとも欲しいです。画角だけなら他にも同じような製品はありますが、交換レンズでは“高嶺の花”である「Lレンズ」がこの製品に搭載されているとは、なんともビックリ物欲爆発させてね製品であること間違いなし。きっと開発のエライ人が開発メンバーたちに「きみね〜うちはCANONだよ。Lレンズを使ってさ、他のメーカー製品とは違うんだぞというところをアピールしなきゃダメだぞ。」と言ったのかも。

「理想のスナップ専科」の最有力候補間違いなし。

PowerShot S1 IS
「35mm判換算で38〜380mm相当。光学手ぶれ補正搭載。」
S5000に手ぶれ補正があったらなぁと思っていたところにこの製品ですから、この際買い換えるかと思えてきます。使用メディアがCFカードだから非常にありがたい。撮影モードでのお出かけは「E-1」、遊びモードでのお出かけは「S1 IS」。この2台体制ならはっきりした使い分けができそう。

もうすぐPMAです。他メーカーがどのような新製品を出してくるのか非常に楽しみ。